今回のスクールコンサートも、ここ数年恒例となったバグパイプ演奏でスタートしました。
いつもは先生方による演奏でしたが、このクリスマスのスクールコンサートでは、生徒バグパイパーがデビュー! 2人の生徒が先生方に連なって、演奏を披露しました。
一時は秋のOPEN DAYのコンサートのオープニングともなっていたバグパイプ演奏ですが、ここ数年ぱったりと生徒が途絶えてしまっていました。
今から2年前の春、一人の高3男子が意欲的にレッスンをスタートしたのをきっかけに再開したバグパイプ。その生徒は卒業してしまいましたが、今も2人の女生徒が楽器の主となって演奏をつづけています。
久しぶりに誕生した立教生バグパイパー。
バグパイプはキルトをまとった勇壮なスコットランド兵のイメージですが、今度の立教バグパイパーは元気な女生徒です。ドローンを朗々と響かせて、高らかに曲を吹きあげると、ホールからは盛大な拍手が贈られました。
2学期のスクールコンサートは、クリスマスツリーが飾られたホールで、地域のお年寄りの方々や保護者の方を招いて行われ、年末のチャリティ・コンサートを兼ねていますが、最後の学期となった高3生徒を送る気持ちもこめられています。
オープニング演奏に続いてコンサート・バンドの演奏、ピアノのソロ演奏やデュエット、バイオリン、各クラスのアンサンブル、クワイヤーのコーラスなどが奏でられ、クリスマスツリーのイルミネーションと共に美しくホールに響きました。寒い12月の夜でしたが、生徒たちの奏でるひとつひとつの演奏は心をあたたかくしてくれました。