アウティング:小中学部はウィンザーを訪れました。

アウティング:小中学部はウィンザーを訪れました。

カーディガンやセーターが必要になってきた10月初旬、小中学部の2学期アウティングではウィンザーを訪れました。
ウィンザーは、立教から車で1時間ほどの場所にあります。その中心街にあるウィンザー城は、今から約900年前に築城され、エリザベス女王が週末を過ごす居城として知られています。国賓の方を招いたりするなど、現在も数多くの公式行事で利用されているお城です。最近では英国王室のハリー王子とメガンマークルさんの結婚式が行われたことで有名です。

現地に到着すると外は抜けるような青空が広がっていました。久々の晴天で子供達の顔も澄み切っています。
まずはウィンザー城へ向かいます。城の中心にある丘にそびえるように立つ砦『ラウンド・タワー』を見て、「今日はエリザベス女王はいないのかー」と生徒が一言。ラウンドタワーに立つ旗が王室国旗のときはエリザベス女王が滞在しているそうです。その日はイギリス国旗が掲げられていました。『ステート・アパートメント』と呼ばれる公式諸間には甲冑や銃剣のコレクション、おびただしい数の絵画・装飾品があり、子供達は皆驚きを隠せない様子でした。それぞれ事前に学習したことをもとにオーディオガイドを熱心に聞きながら見学していました。
昼食後は、街の喧騒を逃れ、ウィンザーのテムズ川沿いを行くリバークルーズへ。緑豊かな風景を眺めながら友達とおしゃべりを楽しみました。普段ゆっくり話す機会の少ない先輩・後輩とも話せたのではないでしょうか。

あっという間に時間は過ぎ、ウィンザーでの最後はショッピングです。街にはたくさんのお店が立ち並び、英国王室御用達の紋章を掲げるお店も目立ちます。キャスキッドソンなど日本でも人気の英国ブランドの店舗や、モダンなカフェや日本食レストランも軒を連ね、国内外から訪れる多くの人で賑わっていました。中でも子供達の目を引いたのはイギリスの国民的お菓子“ファッジ”を取り扱うお店です。様々な味を試食して、どれを購入しようかと悩む姿が印象的でした。運が良いグループは実際にファッジを作る様子を見学でき、出来立てのファッジを試食しました。「あま〜い!おいし〜!」と満面の笑みを浮かべていました。

夕食は立教生おなじみの街、ギルフォードでとりました。小学生は中華料理店、中学1年生は日本食レストラン、中学2年生はアメリカンレストラン、そして中学3年生はイタリアンレストランでそれぞれゆったりと2時間ディナーを楽しみました。

イギリスの文化や歴史を学ぶ貴重な1日となった今回のアウティング。イギリスのことをまたひとつ知り、英語への学習意欲はより一層高まったことでしょう。イギリスで生活していることを存分に活かし、今後も様々な活動に積極的に取り組んで、自分の財産としていってほしいものです。