アウティング:高等部1年生はサウサンプトンを訪れました。

アウティング:高等部1年生はサウサンプトンを訪れました。 アウティング:高等部1年生はサウサンプトンを訪れました。

連日雨が続いていて天候には不安がありましたが、アウティング当日はみごとに晴れ、気持ちの良い外出となりました。

高等部1年生が訪れたのはイギリス南部のサウサンプトン(Southampton)です。古くから貿易で栄えた港町で、1912の処女航海で沈没した豪華客船、タイタニックの出港地としても有名です。
私たち大人は1997年の映画「タイタニック」に非常に馴染みがあるのですが、生徒たちに訊いたところ、当時は生まれていないので知らない、観たことがない、という子が多く、それならばと事前に皆で映画鑑賞をしました。初めは関心がなかった子たちも、最後には涙する様子がみられ、この試みは成功でした。

当日は、まずSea City Musiumに行きました。この博物館はタイタニックの沈没から100周年を迎えた2012年に建てられたもので、タイタニックに関する展示が多くあります。中には実際に沈没した船から引き揚げた展示品もあり、映画で観た彫刻や食器などをまじまじと見て、またその悲惨な事故について、改めて学ぶことができました。

昼食をはさみ、午後はガイドツアーです。高等部1年生にとっては初めての英語のガイド、しかも1時間半ということで、大丈夫かなと思いましたが、ガイドさんの冗談に笑ったり、分からないことを質問したりと、きちんとコミュニケーションをとりながらついていっている様子で、また街自体の魅力もあり、有意義な1時間半となりました。タイタニックにまつわる場所や、街をぐるっと囲む古くからの城壁、防空壕としても使われた地下室など、見どころの多いツアーでした。

その後はイギリス南部最大級のショッピングモールを中心に、ショッピングと夕飯をグループで楽しみ、1日が終了しました。イギリスにいる3年間で訪れてほしいところ、学んでほしいことは、まだまだたくさんあります。次回のアウティングも、今回のように楽しみながら多くの事を吸収して欲しいと思っています。