高等部2年3学期のアウティングは、ロンドンにあるヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の見学と、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の鑑賞をメインとした芸術に触れる一日となりました。
朝10時に学校を出発し、昼前にロンドンに到着。まずは、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の見学、自由行動です。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館は、現代美術をはじめとし、古美術や工芸など多くの作品が集まっている国立博物館です。館内はとても広いため、効率よく見学しなければなりません。生徒たちは事前にリサーチし、見たいものに目星をつけて見学をしている班が多く、様々な芸術作品にふれ、楽しんでいる様子でした。
Hey Market周辺や街中では、限られた時間の中で予定を上手く調節し、ショッピングをしたり美味しいものを食べたりと、充実した時間を過ごせている様子でした。どの班も、久しぶりのロンドンを満喫できたようです。
再集合し、いよいよミュージカル鑑賞へ。今回観たレ・ミゼラブルは、数年前に映画化されたこともあり、世界的にも有名な作品なので、生徒たちも楽しみにしていました。また、アウティング直前の聖書の時間でも、映画の一部を鑑賞し、事前学習ができている状態で当日を迎えていました。音楽やキャストの演技、演出など見所がたくさんあり、その一つ一つに感動し、心から楽しむことができたようです。英語が多少聞き取れなくても、キャストの表情や演出をヒントに、話の内容を理解することができた様子も見受けられました。映像でみるよりも迫力があったようで、終演後に感動したシーンを語り合ったり、また観に来たいねと話している姿がとても印象的でした。またひとつ新しい体験をし、刺激を受けたことでさらに成長できたのではないでしょうか。
0時過ぎに帰校し、生徒たちは、思い切り楽しんだ1日を振り返りながら、余韻に浸っていました。就寝準備を済ませ、明日からの学校生活も頑張ろうと声をかけ合い、名残惜しみながらも前向きな姿勢で1日を終えました。