小中学部・高等部生徒会の選挙が行われました。
通常は3学期のブレイク最終日に行われる催しである生徒会選挙ですが、
今年度は異例の2回に分けての選挙となりました。
選挙において重視されるのが立会演説会です。立候補者による演説、本校をどのように良くしていきたいか、抱負を堂々と語ってくれます。具体例を示し、みんなに分かるよう、訴えます。
各立候補者には応援演説者がいて、彼らは、候補者の優れた点、長所を披露します。
どれも共通するのは、私たちの学校をより良いものにしていこう、という意気込みです。理想は高く、決意は固く、素晴らしい演説が続きます。
それにしても、皆話が上手です。知性と、熱意と、ユーモア。引き込まれるように、演説に耳を傾けます。
続く質疑応答では、聞き手側から率直な質問が出ます。清々しいやりとりが展開されました。素晴らしいのは、発言の際には誰も、他人を揶揄するとか傷つけるとか、そういうことを言わないことです。言葉は、使い方を誤ると、人を傷つける凶器になりますが、本校の生徒が良く弁えていて、互いに正々堂々と質疑応答をこなしたことは、誇るべきことでしょう。
また、このような立会演説会が進行できた背景には、選挙管理委員による啓発、準備、支えがありました。
さて、演説会が終わると投票です。選挙管理委員から各クラスに適切な指示が出され、滞りなく投票が行われました。
大多数の生徒はその後はリラックスして過ごしますが、選挙管理委員は、開票作業で忙しくします。
夕食後のアナウンスの時間に、選挙管理委員から、投票の結果が出たと発表がありました。今年度の選挙管理員はとても仕事が早く、すでにダイニングホール入り口に選挙結果を掲示したとのこと。皆、関心を持って掲示を見ます。一人一人が考えて票を投じた選挙の結果です。
次期、新生徒会の執行部員が選出されました。
携わった生徒諸君、関係する生徒の一人一人、お疲れさまでした。