12月のケンブリッジ大学研修 生徒報告書〈連載 第3回〉

12月のケンブリッジ大学研修 生徒報告書〈連載 第3回〉

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12月のケンブリッジ大学研修は、低学年の児童・生徒を対象にしています。

小学5年生から中学2年生の希望者が参加した昨年冬の研修から、児童・生徒の感想文を掲載します。

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「小さな大学生」

今回私が参加したケンブリッジ研修は、小学生から中二を対象に行われた研修で、ずっと勉強というのではなく、低学年向けに楽しいイベントが盛り沢山の研修でした。たくさんのことがあったのですが、その中でも特に思い出に残っているものを三つ紹介します。

一つ目は、シンデレラの劇を見に行ったことです。今回見た劇は、役者も観客も一緒に歌ったりおどったりして、みんなで一つの劇をするという気持ちになり、とても楽しかったです。特に、シンデレラの義理の姉が出てきたときには、観客全員でブーイングをするというのがすごく印象に残っています。二人の姉は、どちらも男の人が演じていたのですが、セリフの言い方やダンスがとても悪役っぽかったので、おもしろくてすごいと思いました。

二つ目は、フォーマルディナーを食べたことです。私達が泊まっていたカレッジとは別の近くのカレッジで食べました。普段とは違い、特別仕様のハイテーブルでの食事だったので、少し緊張しました。でも、立教でいつもナイフとフォークで食事をしたり、しっかりとしたテーブルマナーを教わっていたので自信を持てました。今回は、クリスマスの伝統的な料理が沢山でてくるコースをいただきました。どの料理もとてもおいしかったです。その中でも特に気に入ったのは、ミンス・パイという有名なクリスマスデザートで、生地と中身がよく合っていておいしかったです。

 三つめは、クリスマスコンサートについてです。これが、研修中の最後のイベントでした。英語のレッスンの時に練習していた歌や劇を発表しました。歌詞やセリフはすべて英語だったので上手く出来るか少し心配だったのですが、ばっちり成功したのでうれしかったです。

このケンブリッジ研修に参加して、イギリスで幼いころから学ぶことができて本当に良かったと思いました。ケンブリッジで一週間過ごして、街に出る機会が沢山ありました。そこで気づくのは、沢山の人種の人がいるということです。そして、その沢山の人達のつながりが英語なんだということです。これから時間がたつにつれ、英語を話せるというのはとても大切になってくると思うので、早いうちから、本場で英語を学ぶことができて、とてもうれしいです。これからも、勉強をがんばっていこうと思えました。ケンブリッジ研修は、とても良い思い出になりました。

(中学部1年生 女子)