「久しぶりに会えた友達!とハグをしよう!」
でも、それはソーシャルディスタンスによって阻まれてしまった。
私達が、立教に6ヶ月ぶりに戻ってきました。普通立教に「行く」じゃないの?と思われるかも知れませんが、私は去年入学して、立教の様々な魅力に気づきながら、1年の殆どを立教で過ごしてきましたから、立教は第2の家のような存在になりました。そのたった1年の間でも第2の家だと思えます。家と言っても、普通の家とは違います。友達、クラスメートと常に一緒にいるような生活です。
食事だって、小学生から高校3年生と一緒にいろいろな話をしながら食べますし、先輩や後輩とすれ違ったらを挨拶したり、そのまま立ち止まって話したりなど。そんな生活を1年間していたことで、私や私の友達は、ほとんど立教に「戻りたい」という表現をしていました。
ですが、そこで問題発生。戻れたのはいいものの、バブル内での生活、先程も言った通りの、ソーシャルディスタンスを保つ。それが原則になっていました。イギリスへの便が違ったクラスメートと、ハグをしたかっただけなのに、「そこ!接触しない!」と怒られました。
後々考えると、イギリスでは毎日何千人ものコロナ感染者が出ていますし、寮制というのはともかく、先生のうちの誰かや飛行機からなどの感染あったら、クラスターが発生するなどのリスクもあるので危険だなと思いました。特に最初の2週間はなおさらです。そんな中でも、先生方の協力もあり、今では体育館などで、ラケットを使った運動、バドミントンや卓球なども出来ますし、管楽器と声楽を除くプライベートレッスンなども出来るようになりました。そんな協力などもありここまでできるようになったことが増えたのはすごく嬉しいです。
コロナでまだ落ち着かない今でも、工夫などを施していけば良いのだと思えました。これからも、まだこの生活が続きそうですが、自分なりに、そして、友達、先生方と一緒に頑張っていこうと思います。
(中学部2年生 女子)