私が交換留学プログラムに参加してみて感じたことは、二つあります。
一つ目は、言語の違いについてです。やはり、自分のバディは英語を母国語と
しているので、バディが興奮して話している時などは何を言っているのかよく分か
りませんでしたが、二人で会話が盛り上がった時はとても嬉しかったし、私が伝え
ようとしている事を一生懸命聞き取ってくれて、たくさんコミュニケーションをとること
が出来ました。また、私が、バディの伝えたいことを理解出来ず、あなたが伝えた
いことがよく分からないと言った時には、話すスピードをゆっくりにしてくれたり、分かり
やすい単語にしてくれた為、たとえ自分達が話す言語が違っても、たくさんの話題に
ふれることが出来、自分に伝えたいという意志があれば会話を楽しむ事が出来ると
改めて感じました。
二つ目は、英語に自信が無くても話しかけるということが大切だという事です。
私は、ミレーの人達は、一週間周りに外国人がたくさんいる状態でとても不安なのに、
食事の席などで日本語を使って話してしまうと、相手は悪口を言われているように感じ
ているかもしれないという話を聞き、それからは恥ずかしがらずに出来るだけたくさん
話しかけるということを心がけました。英語を使って会話をすることは私にとって、とても
勇気のいることだし、大変だったけれど、自分が少し勇気をだすだけで、英語で会話を
することがどんどん楽しくなり、もっと話したいと思うことが出来ました。
今回の交換留学に参加してみて、最初の方は、何を話したら良いのか分からないし、
相手も緊張していてなかなか上手く話す事が出来なかったけれど、次第に、会話が
弾むようになり、英語の楽しさや、自分の伝えたいことが伝わったときの嬉しさなどを
改めて実感する良い機会となりました。また、たくさんの事を学び、バディとたくさんの
事を共有する事が出来、充実した一週間を過ごすことが出来ました。これからは、この
一週間で得た能力をいかして、生活していきたいと思います。
(高等部1年生 女子)