小学生と中学1年生女子は、毎週木曜日に地元のGirlguidingの活動へ参加しています。この日の活動内容は「パンケーキづくり」。イギリスにはパンケーキデイという日があり、その日に因んだ活動です。
パンケーキの材料は、小麦粉、卵、牛乳、バター。味付けにはレモンと砂糖を使います。材料を混ぜ合わせ焼き始めると、「これパンケーキじゃない!」と言う立教英国学院の子どもたち。そうです、日本で多く食べられているパンケーキとは違う英国式のパンケーキです。「文化の違いだね」と初めは膨らんでいないパンケーキにとまどった様子の子も、英国式のパンケーキづくりに集中しました。そして、自分で焼いたできたてのパンケーキをとてもおいしそうに食べていました。
同世代の子たちとの英語を使いながらの調理実習では、自分のやりたいことばかりをできない、伝えられないもどかしさを感じている様子もありました。しかし同時に、現地のスタッフや子どもたちの英語での指示や話を聞き理解したり、「次はわたしが焼いていい?」と自分から英語で言ってみたり、楽しい時間を過ごすことができました。
期末試験のある中学1年生にとっては、今回が最後の活動でした。中学2年生からはGirlguidingの活動には参加しませんが、英国ならではの異文化体験、生きた英語と触れ合う機会を今後も大切にしていきましょう。