学校から10分くらいのところにElmbridge Villageという老人達が暮らす村があります。毎年12月になると全校でここを訪れてクリスマスキャロルを住人達の前で歌います。またここの卓球クラブが本校を訪れて親善試合をする機会もこれまでに何度かありました。今日はそんなご老人達との懇談会。英会話のシャープ先生がアレンジしてくれました。
村のホールに着くと、早速幾つかのグループに分かれて話を始めます。1セッションが約8分。この間に色々な情報交換をしつつたくさん英語を話します。実は今日ご老人達と懇談しているのは高校3年生で今学期ケンブリッジ英検のFirst Certificate を受験する生徒達。4技能が試される本格的な英語資格試験ですが、そのスピーキングの練習を兼ねた懇談会でした。
でも会話が進むうちに、生徒達はスピーキング試験の事などすっかり忘れて夢中で話し続けていました。セッションが終わるたびに話す相手が変わるので、同じ話題を何度も話すことが出来ます。さっき上手く伝わらなかった内容をもう一度違う言い方で試してみたり、同じ質問に今度の人はどんな風に答えてくれるのか楽しみにしたり… とにかく、話しているうちにいつの間にか英語で話している事を忘れてしまうような、そんななかなか良い懇談会でした。
本番のテストもこのくらいリラックスして話せるといいですね。