もう、気づいたら高3の6月。そろそろ、受験も近づいてきて、意識を変える時期だ。世の受験生は、必死で夢に向かっている。
その時、自分はどうなのかと考えた時、まだ本気を出せていなかった。自分の悪いところを考えると、まだ余裕というものが心にあった。まだ勉強は、と言って逃げている自分がいた。このままだと、後悔すると考えることもあった。しかし、自分は勝てない。弱い人間だと思ってしまう。そんな自分が嫌いで仕方なかった。
そんな事を考えていたある日、私の父から突然言われた。「今、お前は後悔していたら今すぐその後悔をなくす努力をしろ。人間、頑張ったら、どこまでも行ける。」
私は、このことを聞いた瞬間、心の中にある全ての闇が無くなった気がした。そして迎えたハーフターム。自分は、出来る限り勉強に励んだ。自分が、今一番やるべきことを一生懸命行なった。
私にとって、この1週間のハーフタームはとても充実していた。
自分を変えてくれた父に感謝です。
(高等部3年生 女子)