初めてサイエンスワークショップに行きたいと思ったのは中学二年生のときだった。当時の高校二年生が、ハエを使って行う細胞分裂の実験のプレゼンをしているのを見て自分も行きたいと思ったのを覚えている。
高校一年生になるとより具体的な話を聞き、それは憧れから目標ともいえるものになった。当時の僕が何を思って強い憧れを抱いたのかは分からない。もしそれが今と同じなら、英国人の友達を作りたい。最高の実験器具で、普通はできないような実験をしてみたい。これらが一番の理由だろう。
高校二年生、ワークショップを目前に控えた今、僕にはもうひとつの期待、というか目標のようなものがある。理系方面で働いているいろいろな人や、同世代のいろいろな人と交わり、自分が将来やりたいことを見つけることだ。多くの人の中で自分を見つめなおすことで何かを変えたい。それができたときに次の目標が決まると僕は信じている。
(高等部2年生 男子)