私はこの補習が始まってから多くの英国人の友人を作りました。その友人達との出会いは、7月の8〜10日に立教で行われたBriefing Weekendというワークショップでです。これは、名古屋大学と東北大学のサイエンスワークショップに参加する英国の子達が、事前に立教で日本の文化やマナーなどを学ぶ二泊三日の研修会です。
Briefing Weekend には、40人ほどの英国人が参加しました。その中に混じった私は最初、多くの英国人に囲まれ緊張と不安で胸がいっぱいで、また何を話せばよいかわからず石像のように固まってしまいました。それでも「笑顔が重要」と思い、固まりながらも目があったらニコッとするように心がけました。私たちが立教に招待したというよりは、ひとりで交換留学にきたような気分でした。
参加者は私より1、2歳年上の人が多く、私があまり英語はうまくないんだと告げると「大丈夫!わたしも最初イギリスに来たときはしゃべれなかったから!」や「助けてあげる!」といってくれ、優しさをじかで感じ、また、出来の悪い妹ができた気分なのかなとひそかに思いました。
話し下手な私がみんなとどのように仲良くなったかというと、それはフリータイムでのみんなとのスポーツです。
点数が入ったらイエーイとハイタッチ、うまく行ったら笑い、ミスしたら皆が覚えた日本語で「すいませーん!!」。本当に楽しくて、イギリス風のドッチボールやバトミントン、バスケットボールなどなど、色々なものをやりました。さりげなく、名前を聞いてみたり、一緒にやってみない??と誘ってみたり、「スポーツは言語の壁さえ越える!」と本当に思った瞬間でした。そして、スポーツ好きで良かったな、と思う瞬間でもありました。
また今回、私は仲の良い友人を作る事ができました。その子とは、一回他のところでも会ったことがあり話しかけやすく、また猫の趣味が合ったからだと思います。連絡先を交換したので早く連絡を取りたい、そして関係を続けて、いつか、日本で会ったりイギリスで会ったり出来たらいいなと思いました。
今回のBriefing Weekendでは新しい友人が出来、日常では体験できない色々なことをやり、自分をレベルアップさせる事ができたなと思いました。もっと、もっといろんな人に出会い色んな経験をしたいと思いました。
(高等部2年生 女子)