Collyer’s college 学期留学レポート第二弾

Collyer’s college 学期留学レポート第二弾

Collyer’s college 学期留学レポート第二弾
 3年生がCollyer’s collegeでの生活をはじめて2週間がたちました。映画に詳しいS君の表現に、充実した日々を過ごす姿が想像されます。

 ターム留学が始まってから2週間がすぎました。1週目は色々心配なことがあり、時が流れるのが遅く感じましたが、2週目になるとミレニアムファルコン号に乗っているかのように早く感じました。自分達が興味を持つものを取っているため授業も楽しく受けることができます。私は主に4種類の授業を取っています。Film studiesでは、「This is England」という映画を観て、そのシーンの意味やクレショフ効果という心理の面、オープニングで使われているモンタージュという手法について学んだりしています。AくんとTさんと3人の英語の授業では日常的に使われるスラングなどを習っています。もう一つ、Aくんと2人で行うliteratureの英語の授業があります。そこでは、ハリーポッターやパーシージャクソン、スパイダーマンの主人公やその家族や友達の過去と未来についてや主人公の目的など、ストーリーの構成や登場人物について話しあったり、Readingの問題を解いたりしています。

 ホストファミリーとは、一緒に散歩に行ったり、映画の話をしたりしています。先日、ホストマザーがネットフリックスの「ミッドナイトアジア」を見たそうで、その時に思った文化の違いについて話してくださいました。日本のレストランの店員がおもてなしの精神で客のことをよく考えて行動しているところにイギリスではあまりそのようなことがない為、驚いていました。また、日本の映画について話したときには、あまり日本の文化を知らないため、邦画を見ても理解ができない時があると言っていました。映画などのニュースサイトなどで読んだりはしていましたが、この話を聞き、今の日本の映画やドラマの課題は外にどう発信していくかだと再確認できました。子供達ともサッカーやカードゲームをしたり、映画を観たりして遊んでいます。子供達とも仲良くなり、帰るときにスーツケースに入れてもらって一緒に日本に行けば?と両親が冗談で話していると、子供が喜んで「本当?」と聞いてきました。その後冗談だと知って少し悲しがってました。私は本当にやったら捕まっちゃうなーと思いながらその話をきいていました。また、ホストファミリーが飼っている猫2匹とも一緒に遊んだり、映画を観たりしています。引っ掻かれたこともありますが、そばに寄ってきたり、ついてこられたりすると猫の可かわいさに負けてしまい、つい、なでたくなってしまいます。

 私のホストファミリーは日本食が好きらしく、餃子やうどんなどがたまに出たりします。イギリスの日本食店 Wagamama の料理も持っていました。イギリスには、いくつか日本食のお店がありますが、家でこんなに食べれるとは思っていなかったので嬉しかったです。子供達も喜んで食べていました。

 少し困っていることは、家から学校までがすこし遠いことです。ホストマザーが同じ学校の先生をやっているため一緒に行ける時は連れて行ってもらっています。他の日はバスを使って1時間半ぐらいかけて登下校しています。車だと30分で着くため、タクシーという手もありますが、バスの約5倍の代金のため毎日使うとお金が某サブスクの会員数の如く減りかねないので通常はバスを使用しています。

 不便なことも多少ありますが、今の所楽しく生活ができています。今後も新たな発見などを大切にしながら、生活していていきます。