私が立教英国学院に編入してからあっという間に一年が経ってしまいました。今までの時間を振り返ってみると一日一日がとても早く、とても昔のように感じてしまいます。
去年の一年間を振り返ってみると、成長したなと思ったところがいくつかあります。
まず、自分でも一番びっくりしているのは、初対面の人とある程度の会話ができるようになったことです。小学部に編入したばかりの去年の時点では、嫌われないかと不安になってしまい、曖昧な返事をしすぎてしまった結果、相手ときちんと話せるようになるまで時間がかかっていました。しかし、今年は新入生がたくさん入ってくることを小六のときに知ってから、「どんな子が来るんだろう?」と楽しみにしていました。少し大げさですが、興奮してあまり寝れない日もありました。そして新入生たちを迎えた当日、最初は去年みたいに戸惑っていましたが、同学年の子に自ら話しかけることに成功しました。
もう一つは、時間を見て行動することです。前の学校ではチャイムが鳴ったり、誰かが時間を知らせてくれたりしていたため、なんとかなっていました。でも、全寮制であるこの学校では、沢山の人がいっしょに暮らしていているので「時間厳守」が大切です。もし遅れたら、待っている人たちを困らせてしまうので、ここ立教に来てからは更に時間に気を使うようになりました。
できるようになったことのほうが多いですが、去年の間にやらなかったことがあります。それは、勉強です。小六まではあまり勉強をしなくてもなんとかなっていましたが、中学生になると教科が増えて、内容が一気に難しくなってしまいます。例えば、「社会」が「地理」と「歴史」に分かれたり、「算数」が「数学」に変わったり、だんだん難しくなっていることを実感しています。実は、中一から勉強が大変になると聞いたため、今回の春休み中に、両親に「今年から勉強を頑張る」と宣言をしました。しかし、授業が始まった現在、やる気はあるものの、まだ内容が簡単な方だからなんとかなると思ってしまい、まだ何もとりかかれていません。だから、まずは自習の時間で分からないところややり残したことをしっかり終わらせ、それでも間に合わなかったら、パソコンの使用時間などのルールを決めて制限を設けたり、放課後の自由時間を削って、今まで習った部分の復習や予習、自分が興味のある分野の勉強を頑張りたいです。
実際に行動に移すのは難しいかもしれませんが、できる限りのことをやろうと思います。
(中学部1年 女子)