5月20日(金)、初めてのスクールアウティングに行きました。天候は小雨だったので、心配でした。3時間ほどcoachに乗り、見えた景色は土砂降りの雨でした。ですが、私の心はドキドキ、ワクワクしていました。
初めて見るイギリスの街は賑やかで、お店がたくさんありました。通りすがりの人を見るとマスクをしていなかったので、イギリスと日本の文化はこんなに違うんだなと改めて実感しました。沢山歩いてお腹も空いたところで昼食の時間。私はワッフル屋に向かいました。慣れない英語を少しずつ使い、なんとか注文ができました。とても新鮮な気持ちになって、注文を終えたあとはスッキリしました。10分後、熱々のワッフルが届けられました。大好きな苺がたくさんのっているワッフルを一口頬張ると、甘々なシロップと甘酸っぱい苺がマッチしていて、とても美味しかったです。
食後、M1の女子みんなで商店街を散歩しました。CMでよく見る海外の風景みたいで、驚きました。生で見てみたかった、英国では人気のお店にもたどり着けて、幸せでした。
そして、またcoachに乗り、ふと景色を眺めていると、土砂降りの雨は一気に止み、だんだんと青空が見えてきました。そうすると、みんなの気分は晴れやかになりました。たくさん撮った英国の街を見返しては、今でもアウティングの思い出に浸っています。
次に待ち構えていたのは、ドーバーの白い崖。よく見えませんでしたが、高くて大きいことがよく分かりました。その景色を近くで見に行こうと、早速学年ごとで歩きはじめました。長い道のりで、急な上り坂でしたが、なんとかみんなで頂上につくことができました。どこまでも広がっている自然に驚きました。多分、私が出会った中で一番きれいな景色だったと思います。広くて透き通っている海、新鮮な空気。あの景色は絶対に忘れられません。
青空の下で、仲の良い友達たちと記念撮影をしたりしていると、あっという間にアウティングも終わりに近づいてきました。お土産タイムです。友達とお揃いのキーホルダーを買いました。そして、もちろん日本の家族にもはがきを2つ買いました。再びcoachに乗りました。2時間ほど、楽しかった思い出を隣の友達と共有して、1時間は眠っていました。
心も体もリフレッシュしたあとは、スーパーでお買い物です。夕食は予約していたので、おかずを買い足したりします。他には果物、お菓子を買うことになりました。スーパーに入ると、すぐに食べ物の香りがしました。看板も全て英語だったので、どこに何が売ってるのか分からず戸惑いましたが、知ってる単語を組み合わせて、何を意味する言葉なのかを考えながら買い物をしました。ずっと欲しかったお菓子の大容量版を見つけたり、やっぱり本場は違うなと思いました。買い物が終わると、他学年と合流して、予約していたメインの夕食を取りに行きました。その後、coachに乗りました。これが最後の帰りのバスです。初めてのアウティングもこれで最後かと、悲しい気持ちになっていました。
学校に戻って、ニューホールに向かいました。夕食の始まりです。私は中華の焼売と春巻きを頼んでいました。イタリアンピザを注文した友達がシェアをしてくれたので、丁度いい量を食べることができました。また、「焼売」はアウティング後に実施された、初めての漢字書き取りコンクールで出題されました。もちろん私は正しく書くことができました。
思い出は忘れることなく、まだ頭の中に熱々のまま残っています。
(中学部1年 女子)