2022年の夏休み、3年ぶりにケンブリッジ大学研修を再開することができました。
高校2年生6名と高校3年生31名の生徒たちが、ケンブリッジ大学のフィッツウィリアムカレッジに滞在しながら毎日貴重な体験をしています。
引率の先生の視点から、日々の様子をレポートしていきたいと思います。
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ケンブリッジ研修3日目の7月12日は、午前中の授業で、King’s college Chapelの歴史について学びました。午後のKing’s College Chapel見学に向けて、注目するべきポイントを解説してもらい、世界史を選択していない生徒も楽しめる内容でした。その後行われたテーブルマナーの授業では、日頃から立教英国学院の食事で心がけているテーブルマナーを改めて確認しました。授業を担当して下さったピーターさんのユーモアある説明に、時折笑いも起きながら、和やかな雰囲気で授業を受けることができたと思います。
午後は、King’s College Chapelの見学をしました。ガイドさんの説明が非常に分かりやすく、午前中の授業で予習をしていたこともあってか、生徒からは活発に質問が出ていました。教会内部の美しい彫刻やステンドグラスに込められた意味を知ることで、学生生活を過ごしてきた国の歴史への理解を深める経験になりました。
冷涼な気候であると知られるイギリスの夏ですが、この数日は記録的な暑さが続いており、研修3日目は特に暑い日であったように感じます。教会見学後の自由時間では、生徒全員でジェラートを食べ、暑さ対策をしながら、各々が楽しい時間を過ごすことができたようです。
夕食は、ケンブリッジ大学のCorpus Christi Collegeでのフォーマルディナーでした。まるで、ホグワーツの様な素敵な雰囲気のダイニングホールに少し緊張しつつも、日頃から身についているテーブルマナーを実践する良い機会となりました。Corpus Christi Collegeには、ケンブリッジ大学の31のカレッジの中でも特に著名なシェフがいらっしゃるそうで、とても美味しい食事を楽しむことができました。