体育館の真ん中で歓声の声が響き渡った。女子バレーは12人で行う競技でスカイチーム・ピーチチームでそれぞれ6人づつに分かれて、3ゲーム行った。私はピーチチームだったが、高1と高2のミックスのチームだったのであんまり話したことがない子もいて、始まる前は正直チームで団結できるのか不安だった。高2の私たちが声を出して引っ張っていかないといけない立場だが、私はみんなの前で声を出すのもあまり得意ではないので尚更不安だった。それでも高1の子と仲良くなりたいし、スカイに勝ちたいという気持ちもあったので恥を捨てて「ナイス!」とか「○○取って!」という声掛けをした。バレーはどれだけボールを落とすか落とさないかで勝敗が決まるので、チームワークがとても大事な競技だと思う。もちろんサッカーやバスケでも同じだけれど、チームスポーツは未経験者が多くても絆の強さが大切だなと改めて感じた。結果はスカイに勝てて、終了の笛がなった瞬間にみんなで叫び合って、ハイタッチをしたりとても嬉しかった。勝敗の結果よりもスポーツを通じて仲が深まったのが何よりも嬉しかった。女子バレーのピーチチームはどの競技のチームよりも団結できた自信がある。
球技大会は一度コロナウイルスの感染拡大により延期となって、行えるか中止になるかわからなかったけれど、体育科の先生をはじめとした多くの先生方や関わってくださった沢山の方々の協力の下、実現できたと思う。球技大会は生徒が楽しめるように計画してくれた企画なので全力で楽しむことが一番の恩返しなのかなと思う。昨年のスポーツデーよりも更に充実した一日となった。
(高等部年生女子)