7月11日からの1週間、高校3年生1名、高校2年生6名がCollyer’s Collegeへ短期留学に行ってきました。
短い期間でしたが、とても多くの刺激を受け、学習のモチベーションが上がったみたいです。
以下、7回に分けて、生徒のレポートを掲載します。
日々の葛藤と成長をご覧ください。(3/7)
〜Collyer’s College 短期留学日記〜
【 11/7/2022 (Mon) 】
今日は、Collyer’s college短期留学の初日でした。学校に着いてからは授業の3コマ分が空いていたのですが、最初の1コマはCollyer’s Collegeの先生が学校内の案内をしてくださり、残りの2コマ分は、学校内を散策したり、カフェテリアに行って飲み物やお菓子を買ったりして過ごしました。そして、4コマ目から実際に授業に参加し、この日は、Filmstudies(映像学)、 English、Criminology(犯罪学)の3科目がありました。Film studiesでは、映画の一つ一つのシーンのカメラのアングルや動きを分析したりしました。また、授業の最後には、ある実際にあるショートホラームービーを元に過去の授業内に生徒がアレンジをして作ったものを見せてもらい、そのクオリティーの高さに驚きました。Englishでは、普段の英語の授業では習うことができないスラングを学びました!私は、海外のスラングに興味があったので、授業を楽しむことができ、いつか機会があるときに実際に他国の友だちに使ってみたいと思いました。最後にCriminologyでは、この日は主に課題の提出遅れについて先生からの注意と、余った時間でサラッと今までに習ったところのおさらいを少しして授業が終わってしまいました。。。明日は2コマ連続であるので、そのときには犯罪学について少しでも学ぶことができたらと思います。
今日は初日ということもあり、緊張のあまり他国の生徒との関わりを避けてしまいましたが、明日から積極的に話しかけて交流の輪を広げていきたいと思います!
【 12/7/2022 (Tue) 】
今日は、1コマ目からGeology(地学/地質学)の授業がありました。授業では、主に今までに習ったものの復習と過去問と解く時間でした。まず、授業前半はmass extinction(大量絶滅)とその原因について学びました。その原因の中には、地球温暖化や急激な気候変化など今世界で大きく問題となっているものも挙げられており、より身近に環境問題のことを感じました。授業後半の過去問を解く時間では、グラフから読み取って分析する問題が多く、見たことも聞いたこともないようなグラフや単位もあってそれだけで圧倒されてその日のGeologyの授業は終わってしまいました。。次にPhilosophy(哲学)の授業が2コマブレイクの時間を挟んでありました。私が教室に入ると、先生が笑顔で歓迎してくださり、席の位置も配慮してくださったため、イギリス人の女の子と隣になることができました。その隣になった子とは他に何の科目を取っているのか、Collyer’s college以外では哲学を学んでいたのかなど少しの間でしたが話すことができ、授業が終わった後にはインスタグラムも交換しました!授業はハードで、哲学の専門用語も多く出てきて、今自分が何をやっているのか分からなくなってしまったり、近くの人と話し合いをする時間に自分が思っていることを相手にうまく伝えることができなかったりと、自分には英語力がまだまだ足りないということを思い知らされました。最後は昨日と同じくCriminology(犯罪学)の授業がありました。今日はテスト前最後の授業ということもあったので、主に復習プリントを解く時間が殆どでした。また、そのプリント以外になんと立教でもクイズ大会があると使っているKafootをこの授業でも使っていて、現地の学校でも使っていることを初めて知り、驚きました。
今日は、昨日よりも生徒と話す機会が多く1人友だちを作ることもできたため、留学初日と比べて少し成長を感じることができたと思います。でも、あと2日しかないと思うとまだまだ自分の中で課題があるため明日と明後日で緊張と恥ずかしさを捨てて話しかけていきたいと思います。
【 13/7/2022 (Wed) 】
今日は、1コマ目からPhilosophy(哲学)がありました。授業では「魂は存在するか否か」という題に沿ってディベートをしました。私は今まで考えたことがないようなことがお題だったため、他の生徒たちの意見を聞いていてとても面白かったです。そして、留学期間で最後の哲学の授業の記念として、自ら隣で仲良くなった女の子と一緒に写真を撮りたい!と伝えると、その子は快くいいよ!と言ってくれてすごく嬉しかったです!2コマ目は、Englishがありました。今回は、イギリスの文化、政治、そして慣用句及びことわざを学びました。その中で、ヘンリー八世やシェイクスピアなど、立教のHistoryとLiteratureで学んだところが出てきたので嬉しかったです。3コマ目は空きコマで4コマ目と5コマ目に昼食を挟んでGeology(地学/地質学)がありました。今日は、最初の15分くらいを前回の授業でやった過去問の続きをして、残りの時間は5コマ目も含めて実際に地学専用の顕微鏡を使って石を観察をして紙に書き留めて、そのときの倍率を計算したりと生物で習ったこともしました。
今日も、昨日と同じく多くの授業があり、先生や他の生徒が言っていることを理解しようとするだけでいっぱいいっぱいでしたが、昨日よりも関わろうという意志をもち、それを行動に移せるようになってきたと思います。明日で最終日で、且つ急遽時間割変更があり、1コマしか授業がありませんが、最後の授業でも積極的に話しかけて英語力の向上に繋げていきたいと思います。
【 14/7/2022 (Tur) 】
気づけばもう短期留学最終日になってしまいました。今日は、Film studies(映像学)だけでした。この授業では最後の授業ということもあり、他の生徒はパソコンを使って作業をしていました。その間、私はその科目の教科書を読んでいました。 そこには、カメラのアングル、光の当て方、物又は人の配置、実際の映画の分析など映画に特化したことが書かれていて、日本ではなかなか一つの科目としては学ぶことができないので良い機会となりました。Film studiesの授業が終わると、もう授業はなく時間を持て余してしまい、せっかくの機会なので友だちを作りたいと思い、ベンチに座っている1人の女の子に声をかけてみました。そして、実際に話してみると思っていたより話が続き、後にその子の双子の姉妹、友だちが1人2人と増えていき、気づけば自分を含めて合計10人の女の子のグループが出来上がっており、そこには英語が飛び交っていました!私はそれに圧倒されつつ、今の英語力だけで少しでもみんなが話していることを理解できないかと思い、慎重に話を聞いてみましたが、話すスピードが速くて内容を掴むことはできませんでした。。。でも、最後に沢山のcollyer’s collegeの生徒と関わることができたので、とても良い経験になりました!
この4日間という短い期間での留学でしたが、留学前の自分と比べて英語力や英語への積極性を高められた気がします。夏休み後も、この短期留学を通して学んできたことを学校の授業に活かしていきたいと思います!