7月11日からの1週間、高校3年生1名、高校2年生6名がCollyer’s Collegeへ短期留学に行ってきました。
短い期間でしたが、とても多くの刺激を受け、学習のモチベーションが上がったみたいです。
以下、7回に分けて、生徒のレポートを掲載します。
日々の葛藤と成長をご覧ください。(7/7)
〜Collyer’s College 短期留学日記〜
1日目
初日ということもあり、まずは学校の紹介から始まりました。ぼくたち短期留学生は授業予定表と学校の地図を渡され、校内紹介が行われました。Collyer’s Collegeは敷地面積が広く、建物の作りも複雑だったので最初は自分が受ける授業の教室がどこにあるのかを覚えるなどと大変でした。
学校紹介が終わると早速授業が始まりました。自分の最初の授業はコンピュータサイエンスで、一斉授業ではなく各自自分の課題に取り組みました。先生は生徒一人一人個別にアドバイスをくれました。日本の学校とは違って目的を自分で作らないといけないという事が新鮮でした。そして次の授業は物理で実験をしました。物理の授業は立教でやる授業と似たようなものでしたが、英国のスタイルはやはり自由で、実験の方法などですら自分で考えるという日本では考えられない授業でした。そしてその日最後の授業は英語でした。英語の授業と聞くと僕は文法のようなものを想像していたのですが、そうではなく、普段使えるスラングの授業でした。英語を普段から使う人にとっては日本人の英語は少し違和感があるようで、それを解消する方法がスラングなどを積極的に使うということだと学びました。
2日目
2日目は少し慣れたため友達を作るのに力を入れました。英国人だらけということもあり、自分から話しかけようか迷っていたら、あちらから声をかけてくれました。どこから来たのかなどと優しく話しかけてくれて、知らない人にでもフレンドリーに話しかけれるようになりたいなと思いました。自分からも話しかけてみたら皆んな優しくてたくさん友だちを作ることができました。2日目の授業は数学だけで、これも驚きだらけの授業でした。授業は簡単な因数分解から始まり安心していたら、いきなり微分になり、ついには大学で扱うような式の話まで出てきました。初日と同様授業にテーマはあるのですが目的は決まっておらず、とても新鮮でした。
3日目
3日目は学校に慣れて友だちもできたので、もっと沢山のイベントに参加しようと思い生活をしました。ちょうどその日は物理のグライダー作り、飛行距離大会が行われていたのでチャンスだと思い参加したら本番で15メートルという自分のグループは参加グループの中でも上位の記録を出すことができました。グループ活動ということもあり、言語の壁があるだろうと思っていたのですが、工作は順調に進み完成させることができました。
4日目
4日目は短期留学の最終日で授業もほとんどなかったため、留学中にできた友だちと色々な活動をしてみました。体育館がどのように使われているかなどを友だちが説明してくれました。そのあとに学校の周辺に遊びに行き、周辺の街を探索することができました。
夏休み中にも、友だちがみんなで話そうとZOOMの交流会を開いてくれて、みんなと話すことができました。
(高等部3年男子)