秋の風を感じる時季となった9月21日、高校1、2年生はイギリスの大学見学に行ってきました。
高校1年生はBrightonの近くにあるThe University of Sussexを訪問し、イギリスの大学生活の様子を垣間見ることができました。国際関係学の教授のミニレクチャーを受けたり、大学院で学ぶ日本人の方の話を聞いたり、ファンデーションコースの仕組みや入学資格についてのお話を聞いてきました。
実際にイギリスの大学を見学することができてよい刺激を受けたようです。高校1年生の感想文を4回に分けて紹介します。
学校見学の中で一番印象に残ったのは寮の設備でした。寮自体が一つの街のようになっていて日本の大学で見るような私が知っている寮とはおおきく違っていたので衝撃を受けました。ホテルのような一室だけの寮から一つの家をシェアハウスとして使う寮まで様々な形態があり、そこで出会ったルームメイトとはより親交を深めることができるのだなという想像をしました。また、学生共有の学習スペースのようなところはとても開放感があり、その中にはちょっとしたカフェの設備もあったりととても充実しているなと思いました。私の寮での学校生活は親から離れて暮らすためたくさんの規則や配慮すべきことがあり、どちらかというと窮屈に感じるというイメージだったのですが、今回見学したサセックス大学では大学自体が一つの街のようになっていて、その中で友達と過ごすことができるのはとても有意義な空間だなと思いました。
大学の会議室での先生による講義では先生が自分が研究したことを生徒たちにプレゼンしているような感覚で、高校の授業とは全く違うなと思いました。また、よく日本の大学で見るような広い空間の中心に先生がおりマイクを使って講義をするような形ではなく、生徒と先生の間隔が非常に近く、先生はプレゼン中でもいつでも質問していいというようなスタイルでした。一度学校体験に行っただけでも今までのイメージとは違う海外の大学の一面を知ることができたため、今からでも自分の将来の視野を広げていきたいなと思います。
(高等部1年女子)