Chichester研修レポート③

Chichester研修レポート③ Chichester研修レポート③ Chichester研修レポート③

ハーフターム中にイングランドの南に位置するChichester Collegeへ短期研修にいきました。
その時の生徒のレポートを一部紹介します。

実施期間:2023年5月27日~6月4日
場所:Chichester College

私はハーフタームの間、チチェスターカレッジで行われた研修プログラムに参加しました。プログラムの期間中は学生寮かホームステイをすることになるのですが、ホームステイ組だった私は、人生で初めてのホームステイにとても緊張していました。しかし、バスを降りた先で初対面したホストファミリーの方は優しそうな老夫婦で、とても優しく話しかけてくださり、なんとか自己紹介を無事に終えることができました。

ホストファミリーのお宅はかなり広く、整頓されていて居心地が良かったです。

大きなお庭もあり、初日の夕食はそこでバーベキューということに。

ホームステイの間中、食事中や食後もなにか話さなくては、でも英語が出てこない!と焦る私達に簡単な話題を振ってくださったり、上手く文章を作ることができなくてもじっと聞いてくださったりしたお陰で、思ったよりも楽しく食事の時間を毎日過ごすことができました。

チチェスターの街はかなり治安が良いそうで、プログラムの一環で質問をしたり写真をお願いしなくてはならない時も快く応じてくださる人が多くてとても助かりました。

プログラムがあった9日間、色々な所に行ったのですが、その中でも心に残っているのは2日目に行ったサザンプトンと5日目のブライトンです。

サザンプトンは有名なタイタニック号が出港した港町で、それをテーマにしたタイタニック博物館に行きました。

タイタニック号の出来事は本や映画でよく知っていたのですが、ちゃんとしたミュージアムに行ったことはなかったので、当時の物や証言記録、モールス信号体験等、どれも興味深く、そこに生きていた人をリアルに感じることができました。

もちろん展示はどれも英語で書かれているのですが、自分の英語力と相談しながらイラストや文明の利器:翻訳を使えば大体の意味は理解することができ、もし一人で美術館などを訪れても案外楽しめるのかもしれない!と自信がつきました。
5日目に訪れたブライトンは鮮やかなエメラルドグリーンの海が目に眩しい海辺の街です。

初めてイギリスの海を見たのですが、ビーチの構成物が砂ではなく石だったり、拾える貝が二枚貝ではなかったりと日本と違うところが多々あり、新鮮でした。

ブライトンのちょっと変わった観光名所「i360」にも乗りました。

「i360」は細長いタワーにドーナツのような円盤型のガラス製の展望台がついていて、この展望台がエレベーターのように上まで動き、空中からブライトンの街と海を眺めることができます。かなりSFCチックな見た目で、まるでUFOに乗っているようで面白かったです。

上からは約30キロほど離れたセブンシスターズなども見ることができ、皆思い思いの場所で写真を撮っていました。
本当に充実した9日間で、普段立教の中で過ごしているだけでは得られない沢山の良い経験をさせて頂きました。海外でホームステイをするのも、一人で買い物をするのも、写真を撮って欲しいとお願いされるのもするのも、道を聞くのも。どれも人生で初めての事ばかりで、毎日ドキドキしっぱなしでした。

きっと伝わらなかったことも沢山あったと思うのですが、それでも根気よく話を聞いて下さった英国人の方々、このプログラムを企画してくださった先生方、快く送り出してくれた両親に心から感謝します。

(高校1年生女子)