多様性のある大学

多様性のある大学

 私がサセックス大学を見学して一番に感じたことは、サセックス大学がとても優しい大学だということだ。サセックス大学はとても生徒思いな場所である。そしてそれは、ただこの大学の生徒だけに向けられるものではなく、世界中の全ての生徒に払われているものだ。

 私がこのように思ったのには見学で2つの発見をしたからだ。

1つ目は、大学内にいる生徒達が多種多様であったことだ。私達がカンティーンで食事を終えた時、「この席つかっていい?」とある女性が話しかけてくれた。そこで私達は女性に大学での生活についてお話を伺った。その人はとても、笑顔でそして私達と対等に話をしてくれた。また私がstudent centreへの道が分からなくて困ってしまったため、インドからの留学生の方々に行き方をたずねた。彼らは口頭だけでなく携帯で調べて地図まで見せてくれた。このような大学の「ようこそ」という雰囲気は生徒の多様性から来ていると思う。例を挙げると、カンティーンでは、違う肌の人たち同士がお互いを呼び集め、一緒に食べていた。この多様性が誰にでも道は開けているのだというwelcome感をかもしだし、この大学をより豊かで理解のある場所へとしてくれているのだと思う。

 2つ目は学校自体が生徒のためをおもって作られていることだ。

まず生徒たちが過ごしやすいようにたくさんの施設が考えられていた。フードストアにしても野菜や調味料メインで売っているお店だけでなく、お菓子や日用品を売っているお店もあり、図書館やカンティーンもとても使い勝手が良かった。カレッジ内では自転車で移動できるようにいたるところに貸出用の自転車が置かれていた。またStudent Centreなど困った時に対処してくれる場所が生徒の住居の横にあったのもとても良いなと思った。次に、この大学のシステムはちゃんと生徒に寄り添ってくれていた。選べるファンデーションコースや成績など関係なしの奨学金システムなどだ。これらの情報は英国進学を目指している私にとってはとても魅力的なものだった。この見学で日本人による大学説明の話を設けてくれたのもとても助かった。知りたかった実際の生活やイギリスと日本の大学の違い、授業の形態の違いをしれたのはとても重要なことだ。お試しで受けさせてもらったメディアについての講義はとても興味をそそられた。普段インスタグラムやツイッターをやらないため、自分がメディアの蚊帳の外にいる気がしていたが、この授業では身近な例がふまえられていて、いろんなことに納得させられた。

 私が行ったことのある大学の中でどこよりも親身になって大学のことを教えてくれたし、多様であり、身近に寄り添ってくれる大学だと思う。色々なお話を聞かせてくれてありがとうございました。

(高等部1年女子)