僕は今回のライブを通して初めて感じた気持ちよさがありました。今までわりとゆっくりめな曲を選んでみんなで演奏していました。だけどキンモクセイのライブが終わって、高校二年生のライブを見返してみるとギターがジャカジャカしていたり、テンポが速かったりして、ザ・盛り上がる曲!!みたいなのをやっていてそれで僕たちも影響されました。僕はこんなにハイテンポな曲に挑戦したのも初めてで休み中練習していたときは音程どうしようとか口が回らないなどと悩むことも多々ありましたが、前回の反省を活かして自分だけでは通せるレベルまで完成させて三学期を迎えました。初めてテンポの速い曲をやるということもあってみんなのモチベーションも高かったです。なので一回目のハット練習ではわりとしっくりくるパフォーマンスをすることができました。そこで大原くんたちのバンドが見に来てくれて褒めてもらえて嬉しかったです。そして今回のS10での練習はドラムの練習やどうやったら盛り上がるかなどの見せ方の工夫やそれぞれのパフォーマンスの向上などに時間を費やしました。今まではハットでの練習を多少の個人練習から初めて練習の中盤辺りから合わせるという流れでしたが、今学期のハット練習では前回の反省をいかしてみんなで合わせることを目的として時間いっぱい練習することができたと思います。ギタコンの日が近づいてセトリを見て夜の部の一番最初だということを改めて知ったときには嬉しい気持ちと不安な気持ちが混ざっていました。また自分が今までのようなパフォーマンスではだめだと思い、恥ずかしさなどを捨てて盛り上げ、楽しもうということを決心しました。そして迎えた当日、夜の部の最初ということもあってとても緊張していたけれどいざステージに立ってみるとやっぱり気持ちよくて前回よりも緊張はしなかったと思います。いざ本番が終わって自分としては全力を出し切れたし、とても満足のいくパフォーマンスをできたかなと思います。いままであの場に立って叫んだりみんなを巻き込んで歌ったりした経験がなかったのでそこには今までに実感したことのないような気持ちよさがありました。でもやっぱり低速モードの演奏を聞いて一学期多くやっている先輩だし、見せ方や演奏のレベルがすごく高いなと思いました。ライブが終わって低速モードのみんなから「みんな楽しそうにステージに立っててめっちゃかっこよかった」とか「一時期はやめたいとか言ってたのにこんなにも楽しそうで感動した」など褒めてもらって、改めてバンドメンバーと一緒に続けてよかったなと思っています。今回の曲を通して静かめな曲よりも激しさがある曲のほうがやっていても楽しいしモチベーションを保つことができることを理解したのでこれからは自分たちの選曲にも変化がありそうでとてもワクワクしています。
(高等部1年男子)