現地校訪問①

現地校訪問① 現地校訪問①

僕は先日、昨年茶道部として交流したChrist Hospitalというイギリスの現地校を見学してきました。今回の現地校訪問を通じて、僕が気が付いた立教との違いを2つ紹介したいと思います。

まず、1つ目はハウス制度というものです。ハウス制度とはイギリスの寄宿学校の縦割りグループのことです。以前は、立教にもECの授業内だけハウス制度に似た評価制度があったのですが、現在はなくなってしまいました。Christ Hospitalではマーチングという昼食前の行進があり、その行進の美しさをハウスごとに競っているそうです。互いに競い合うことで生まれる価値は大きく、このハウス制度のようなものを立教英国学院にも導入するべきだと強く思いました。嬉しいことに、僕はいま高等部の生徒会執行役員を務めさせていただいています。まずは、この発見を先生方に提案することからはじめたいと思います。

2つ目は、先ほど述べたマーチングのクオリティを立教の朝食前の行進でも追求したいと思いました。この意見についてはもちろん賛否両論あると思いますが、ダラダラする行進より、美しい行進のほうが見ていて気分もいい上に、なによりも行進している自分自身が気持ちよく朝を迎えることができると僕は考えています。

現地校の教育カリキュラムから学ぶことは多いですが、立教英国学院は英国の現地校を目指すのではなく、日本の文化や立教の文化を守りながら、英国の良いところを取り入れること、つまり、日英ハイブリッド教育はここ立教英国学院にしかできないことだと思います。とてもいい経験をありがとうございました。

(高等部1年男子)