パラスポーツを通じた学びに、本校の核として取り組んでいる、I’m PossibleチームでStoke Mandeville HospitalとStadiumを訪問しました。
パラリンピックは、もともとこの病院のリハビリテーションとしてグッドマン博士が導入し、発展させてことが起源とされています。
ロンドンパラリンピックでも選手村等として使われ、今もなおリハビリテーション及び病院施設として地元社会に根付いています。
グッドマン博士に感化され、リハビリテーションを英国から日本へ持ち帰った山下博士は後に、第1回東京五輪でパラリンピック大会を開催するなど大きく貢献されています。
立教I’m Possibleの生徒も、ここ現地での経験や学びを母国・日本に持ち帰り社会に貢献できる人材へと成長していってくれるでしょう。
いよいよ今年の夏はパリパラリンピック開催です。
以下、生徒の感想文です。
僕は今回の病院訪問を通して学んだことが2つあります。
1つ目は単純ですが、パラリンピックに関する起源や始まってからの歴史などです。
知らなかった事が殆どだったので実りある経験になりました。街全体にロンドンパラリンピックの施設が散らばっていてとても興味を引き出されました。
2つ目は障がいを持った人々に対する意識の変化です。
この意識の変化はI’m possibleチームに参加していて日々変わってきたものですが、今回の訪問を通して改めて以下のことを思いました。
”健常者と障がい者には大きな壁はなく、どんなときでも相手をリスペクトして同じように接し合うべきだ” ということです。
この他にもいろいろためになることがあり、今回の訪問に参加することができて良かったと思います。
”訪問して終わり” ではなく、今回学んだことを自分の周りにいる友達や家族そしてこのチームの目標の一つでもある英国社会への還元も意識しながら今後も活動していきたいと思います。
(高校1年生 男子)