Chichester College Programme DAY 1&2

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5月25日(土)の午後、ついにハーフタームが始まりました。英国は初夏をむかえたところです。キラキラした陽光の中、若葉が伸びて、花々が街を彩り、素敵な季節になっています。

ハーフターム休暇に入り、この休みをChichesterでのプログラムを利用して過ごす高2~3生は、土曜日の午前中の授業を終えると、コーチに乗って15時すぎに現地到着。歴史的な佇まいを残す石造りの建物が立ち並び、花壇やバスケットが色とりどりの花で飾られた中に、青空を突く尖塔が目立つ大聖堂の街にやってきました。

初日、二日目と散策をして、既に生徒たちは街の虜になっています。「Guildfordみたいに雰囲気がある」「石に花に街が綺麗」「Chichester、好きだなぁ」などと、歩くだけで楽しそうです。

初日の到着後は、滞在するCollegeの寮の説明を受けて部屋に落ち着くと、思い思いに、歩いて10分程度の街中へ散策に出かけましたが、二日目はさっそく、チーム・アクティビティと街学習を行いました。

午前中は、少人数チームごとにエッフェル塔の模型をつくりながら、Team Buildingのアクティビティです。最初に仮想コイン100ポンドを与えられて、紙コップ、ストロー、はさみ、皿、紙コースター、秘密の箱など様々な「材料」を、オークション式に競って獲得。

手に入れた「材料」をつかってエッフェル塔を作りますが、実はここが工夫どころ。机を揺らして「地震」を起こしても倒れない堅固なエッフェル塔を作るミッションなのです。それぞれのチームが知恵をこらしてエッフェル塔を作り、みんなでスコア評価しながら、いかに堅牢かを確認して作品を競いました。被災後に堂々と立っている塔もあれば、哀れな姿の塔もありましたが、わいわい言いながら手作業をしつつ、チーム連帯感を高めました。

午後はチームごとに街に出て、Chichesterのあちこちを回って、約14の場所を探すTreasure Hunt。長靴型のパブ標識やショーウインドウの犬、有名人のブループレート、偉人らしき彫像の格言など、写真が示す場所を探す、ちょっと難しいHuntでしたが、隅々まで歩きまわり、よく街を知ることになりました。その過程で、写真のポイント探しに時間がかかると判断した高2~3生は道行く人に声を掛け、地元の人だとわかると、写真のポイントを見せて、コミュニケーションをとり、場所を知る手段に出ました。磨いた英語力を駆使して大奮闘でした。