「英会話の授業で校外学習:今学期は地元のアートスタジオで、手作りの絵皿を製作」

「英会話の授業で校外学習:今学期は地元のアートスタジオで、手作りの絵皿を製作」 「英会話の授業で校外学習:今学期は地元のアートスタジオで、手作りの絵皿を製作」 「英会話の授業で校外学習:今学期は地元のアートスタジオで、手作りの絵皿を製作」 「英会話の授業で校外学習:今学期は地元のアートスタジオで、手作りの絵皿を製作」
2011年度、ECの授業(英国人講師による英会話)は、近隣の村・町での英会話ワークなど新しい取り組みを続けてきました。新年を迎えた3学期は、近くのSMITHBROOK KILNという小さな店や工房が集まったショップエリアのアートスタジオで、手作りの絵皿作りに取り組むことになりました。といっても、ろくろを回して形を作る過程はショートカット。真っ白な素焼きの皿から始めて、各々デザインを考え、色付けをします。2月に突入した初日、中1の生徒が第一陣として取り組みました。
まずはスタジオの方からイントロダクションの説明があります。絵の具の種類、それぞれの瓶の色の見分け方、筆やスポンジの使い方、下書きの方法、はんこやステンシルの使い方・・・すべて英語です。この1年近く英語を頑張ってきた中学1年生。理解にほとんど問題なく、生徒たちは耳を傾けていました。
さて、いざ絵付け開始となると大騒ぎ。デザインは考えてきたものの、あれやこれや友達としゃべりながらより色合わせを決めたり、ステンシルを使ってみたりと賑やかながらテキパキと手を動かし、真っ白なお皿はみるみるうちに素敵な作品に生まれ変わってゆきました。絵だけでなく、家族の名前を入れたり、好きなアーティストの名前を書き込んだり・・・ECの授業だけあって何も言わずとも、それぞれ英語でデザインしていました。スペルが分からなければ「先生、SPECIALのスペルは?」と尋ね、「それは何の名前?」と質問されれば「大好きなミュージシャンの名前です」ときちんと会話が進んでゆきます。4月から1年近く学んできた英会話の成果がきちんと表れ、その成長の姿は目を見張るものがありました。
できあがった皿はこれからスタジオの方が焼いて下さり、数日のちに完成品が届けられます。
お皿の絵付けを通じて英会話の実践。英語は授業のみならず、実際に生活で使うもの。中1生たちは遊びながらも、英語が「使える」感覚を楽しめたでしょうか。
これから他学年も取り組みます。最高学年の高2は、ケアホーム(お年寄りの方が住まわれている住宅)での交流会を予定しています。