中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第8回

中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第8回
国際性
 今道友信氏の「温かいスープ」を読んだ。その中の今道氏が経験したようなことを、僕も経験したことがありました。これが国際性といえるのかどうか分かりませんが、僕の心が温まった体験を書きたいと思います。
 去年の十二月末僕達家族は父親の海外赴任によりイギリスに来ました。イギリスに来てから少したった後、近所の人々にあいさつに行きました。普通日本ではあいさつをして「よろしくお願いします。」で終わるのですが、イギリスの人々は、朝が早いのにもかかわらず、「どうぞ上がってください。」と、とても気軽に家に入れてくれて、町についていろいろ教えてくれました。これは、まだイギリスに来てまもない僕達にとっては、とても心強かったことです。また、その近所の人々はまだあいさつに行っていない時に、クリスマスカードを送ってくれたりとても親切でした。また、この「温かいスープ」を読んで、国際性について考えた時、パツとこの経験を思いだし、もしかして、これも国際性といえるのではないかと思いました。国際性とは、誰に対しても、フレンドリーに気軽に接することができることだと思います。この「温かいスープ」を読んで国際性について考えましたが、今まであまり考えたことが無かったけれどいろいろためになりました。また、この国際性は日本ではおそらく体験できません。別に、不親切にしようと思っていなくても、外国人の人が家にあいさつしに来たら、内に入れるのは、少し抵抗があると思います。僕だって、そう思います。しかし、国際性を感じさせてくれる人々は、ちょっとしたささいなことでも気づかってくれる。世界中の人々がそういうことができると国際性はもっと広がると思います。
(中学部3年 T君)