「素晴らしい環境ですね。」
本校を訪れる方々から必ず頂ける感想です。英国の中でも特に美しい「英国の庭」と呼ばれる南英の地域。辺り一帯 は緑豊かなカントリーサイドで牛や羊が草を食む牧草地が広がります。東京ドーム約23個分の校内には100年を超す古い建物から最新設備を誇るガラス張りの管理棟まで大小様々な建物が点在し、校門からゆっくりと傾斜を上るドライブウェイの両側には整備の行き届いたサッカーピッチと8面のテニスコート、 400メートル全天候型陸上競技場が広がります。専属ガーデナーによって校内は常に公園のように整備され、春から夏にかけては美しい花々が咲き誇ります。
学校は小高い丘の上にあるので寄宿寮からはサウスダウンズと呼ばれる丘陵地帯を見渡せます。パッチワークのような牧草地帯はまさに「英国の庭」と呼ばれるのにふさわしい風景です。
都会から来た子には珍しい動物たちもここでは日常の風景です。リスやウサギはもとよりキツネや鹿、ハリネズミやタヌキなどが出没します。朝夕には鳥のさえずりがあちらこちらで聞こえ、夕立の後には広くて大きな空に美しい虹が架かります。
情緒豊かな人格を形成する自然環境
本校での生活が長くなるにつれてこの大自然の中で暮らしていることが当たり前になっていきますが、常に周りにあるこの豊かな自然環境が情緒豊かな人格の形成に役立っていることは間違いありません。
卒業生達が何年もしてから学校を訪問する際、最初に安堵感を感じるのは校門に入るずっと前、南英のこの緑豊かな地域にさしかかった時だそうです。