1972年に小学生19名から産声をあげた立教英国学院。
2012年の本年、創立40周年を迎えました。
40周年はまだまだ若いでしょうか?!
・・・確かに学校としてはまだまだ若いかもしれません。
海外に於いて、海外在住の日本人子女を対象として教育を続けてきた、ということを思いますと、
こういった立教が40年にわたって存続してきたことは僥倖に価するでしょう。
7月7日の七夕の日に挙行された創立40周年記念式典には、
在英日本大使館総領事、地元ホーシャム市の市長、地元の村々の牧師様をはじめとして
イギリス南部に根付いてきた、交流のある方々がお祝いに駆けつけて下さいました。
また日本の立教学院から、理事長をはじめ、立教大学総長、副総長、また
立教池袋中・高等学校や立教新座中・高等学校、立教小学校、立教女学院、香蘭女学校、
そしてロンドン日本人学校や帝京ロンドン学園、地元のセント・キャサリン校やミレー・スクールなど、
多くの学校の先生方にご参列頂きました。
記念礼拝では、方々から40年の長きにわたって続いてきた本校を寿いでいただくと共に、
激励の言葉も頂戴しました。
またこの機会に、9名の同窓生も来校し、現役生徒たちと共に祝って下さいました。
記念式典の日にエールを送って下さった皆様、また平素より立教英国学院を応援して下さっている皆様、
40周年にあたり、改めて深く御礼を申し上げます。
40年という歳は、立教にとって長く厳しく、また密度の濃い年月でした。
たくさんの方々に支えられてここまでの道のりを歩んでこられました。
多くの方に、心からの感謝の気持ちを申し上げます。
兎にも角にも40歳を迎えた立教英国学院。
孔子サマの言葉を借りれば、不惑の年です。
「40のときに、狭い見方にとらわれることなく、心の迷いもなくなりました」
人の人生とは異なり、学校は時代をこえて子供達を受け入れる場所ですから、まだまだ迷うことでしょう。
広い国際社会と、つねに変わり続ける社会の中で
常に現実を見据えて問題の解決と新しい取り組みに、
海外校としての広い視野を生かしてこれからも精進してゆきたいと思います。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。