J-WAVE の「kiss and hug」という番組で本校中学生の作文が紹介されました。〈第2回〉

J-WAVE の「kiss and hug」という番組で本校中学生の作文が紹介されました。〈第2回〉 J-WAVE の「kiss and hug」という番組で本校中学生の作文が紹介されました。〈第2回〉 J-WAVE の「kiss and hug」という番組で本校中学生の作文が紹介されました。〈第2回〉
6月27日、7月7日の2回にわたり、本校生徒の作文が東京のFMラジオ局 J-WAVE の「kiss and hug」という番組で紹介されました。今の子どもたちが、何を想い・何を感じているのか、海外で暮らす日本人の子供達が文章を通じて主張するコーナーです。
今回は、7月7日の放送で紹介された中学部2年生男子生徒の作文をご紹介します。
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イギリスで生活して1年
東日本大震災が起きた1ヶ月後、ぼくは、イギリスの学校に行くことになりました。生まれてから今まで狭い日本で生活していて、この広い世界について知りたかったし、世界のいろいろな環境や自然に触れてみたかったからです。
イギリスは日本よりも北にあり、夏は夜10時まで明るいし、冬は放課後に部活が出来ないくらい真っ暗になってしまう、日本とは全然違う気候です。でも夏になっても涼しいので蚊はいません。これは僕にとって1番嬉しいことでした。
僕の学校は日本人学校だから日本語をたくさん学んで英語は少しだけ学ぶ、まさに日本の中学校と同じだと思われるかも知れません。でもこの学校は英語の授業が週に4回あり、さらにイギリス人の先生の英語と理科の授業などが合計週に7回もあります。しかもその英語の授業で週に1回、いろいろな町に外出して、現地の人々にインタビューをしに行きます。いきなり現地の人々に質問するなんて今まで日本でしたことはなかったし、知らない人にインタビューをして無視されたり、嫌がられたりしたら嫌だなと思ったり、はじめはたくさんの不安がありました。でも実際はそれとは全く違いました。イギリス人は知らない人でも知人のようにちゃんと応答してくれるのです。日本人だったら、無視したり「忙しいから。」と言って避ける人が多いのですが、イギリス人はとてもフレンドリーで、とても親切だということが分かりました。また、インタビュー以外でもバスに乗る時や様々な場面でとても親切にしてくれます。ぼくはそんなイギリスが大好きです。