2学期、イギリスの学校なら学期の中間地点にある休暇「ハーフターム」。しかし、立教英国学院では、その本来あるはずの1週間ほどの休暇を1つのことに充てる。この特別な学期、そう、2学期には1年の中でも一番大きなイベントである『オープンデイ』があるのである。
今振り返ってみると長かったようで、様々な楽しい思い出や悔しかった感情、そこでしかできない経験などがぎゅっと詰まっていて、あっという間に過ぎていったまるで嵐のような期間だった。
入学したばかりであって、まだ右も左もわからずに突入した去年のオープンデイと比べても、慣れや、昨年に比べた時のクラスメートの仲間意識や団結力もあり、より充実して楽しく、濃く、満足のいくものに仕上げることができたと思っている。
僕たちのクラス、高2ー2組が隣のクラスに比べて揉め事が多かったのも事実である。僕も今年、昨年に引き続き看板を任され重要な立場であった。しかし、オープンデイのパンフレットの表紙という大きな任務も任され、両方とも少しおろそかにしてしまいそうになり、揉め事になってしまった節もあった。しかしそこから皆で一丸となって力を合わせ、クラス企画を完成させることができた。
結果は総合2位。しかし、悔いは無い。この高2−2組で作りあげたオープンデイに、僕たちの力で掴んだ総合2位に僕は誇りを持っている。本当に良き思い出になったと思っている。
(高等部2年生 男子)