今日は10月22日、1週間の準備期間に作ったものを壊して片付ける日です。
オープンデイで私たち小6は、犬をテーマに「ようこそ私たちの日本犬の町へ」を展示しました。そこで犬の模型を壊して片付けなければならないのでした。
私は1日のために作った犬を壊せませんでした。なぜなら1日、というほんの少しの時間だけのために生まれてきた犬をすぐ殺すようなものだからです。自分で頑張って作った犬だから自分では壊せなかったのです。それに作っている間に起きたハプニングや色々な思い出がよみがえってきます。作っている間のことを思います。
「オープンデイ、色んなことがあったな。」
私は教室を元に戻している間、そんなことを考えていたのでした。
1日前に戻りますが、オープンデイ当日でも色んなことがありました。妹を連れてラッフルに行ったり、バザーに行ったり、食事を食べたり、2人で一緒にいるのが久しぶりのような気がしました。
当日にお客さんが喜んでくれたのも私が壊せなかった1つの理由なのだと私は思います。
でも私はこのまま壊す事に目をつぶっているままだとダメだと思い、私も一緒に壊しました。
でも私は嬉しいです。別の言い方でいうと壊したくなくなるくらい良い思い出ができたということだからです。
(小学部6年生 女子)