英語検定のシーズンがやってきました。
立教生活の中で、英語資格試験のシーズンといえば、
英検の5月・10月・1月と、ケンブリッジ英検の6月・11月です。
立教生にとって挑戦しやすく、取り組みやすい英語検定。
毎学期多くの生徒が受験します。
本校では、ECの授業において実践的な英語の力(会話力)を重視していますが、
そうした力は、社会では『資格』という形で客観的に分かるようにしておかなければなりません。
英語が話せる、すぐれた力がある、というだけでは、他者には分かりにくいものです。
日本で一般に言われるとおり、多くの生徒が高3までに2級の取得を目指します。
英語の力が高い者は、準1級・1級にどんどん挑戦。
早ければ中3・高1、大体高2ぐらいでかなりの生徒が2級を取得していきますので、
準1級への挑戦は高2のうちから数が増えてきます。
なぜ立教生にとって英検は取り組みやすいのか?
それは多くが選択式の筆記試験で構成されているから。
ケンブリッジ英検の方は、一般的な語法問題のほかに、作文問題、
長いリスニング試験、ペアになった会話力試験など盛り沢山な構成となっており、
KET・PETは半日、FCE以上になると1日がかりの試験になります。
ふだんの英会話授業や学校での学習をもとに挑戦しやすい英検は
自分の力をはかりやすいのかもしれません。
今年も4級から1級まで、小学部から高等部までたくさんの生徒が英検に挑戦しました。
資格試験は自分の力の、一つの到達点。
こういったハードルをうまく利用して、会話力に偏らず、総合的に英語力を高めていきます。