私が日本に着いた次の週の日曜日、この日から約3ヶ月、私の家にホームステイをする私の同い年のドイツ人の女の子が来た。名前はヤスミンといい、7月から日本に来て、慶応高校に通って日本の勉強をしている。私はホームステイをしていたことがあったが、ホームステイを受け入れるの初めてだったので、少し緊張していた。しかし、ヤスミンは私の家に来ると笑顔で、
「こんにちは!よろしくお願いします!」
と明るくあいさつをしてハグをしてくれた。
会う前の緊張はいつの間にかどこかへ消えてしまうくらい、フレンドリーで接しやすい子だったので、私は安心した。7月に日本に着いたばかりの頃は、全然日本語が話せなかったのに、5ヶ月経った今ではある程度の日常会話ができ、とても日本語が上手になっていた。ヤスミンはドイツ語のほかに英語、フランス語、アラブ語ができるらしく、私はとても驚き、同時に羨ましくも思えた。普段も、日本語をたくさん話し、一生懸命日本語を身に付けようとしている姿を見ていて、今英語を勉強している私にとって、とても良い刺激になったし、私ももっと英語を頑張ろうと思った。この冬休みはヤスミンとディズニーランドやスノーボード、スケートやカラオケなどいろんなところに出かけて、毎日とても楽しく過ごすことができ、いつもとは一味違った休みを楽しんだ。3月までは家にホームステイをしているので、春休みも少しの間だが一緒に過ごすことができる。3月に日本に帰ったら一緒にUSJに行く約束を、私がイギリスに戻る前にしたので、今から春休みが楽しみだ。今回の冬休みはヤスミンのおかげで、私にとって少し特別な冬休みになった。
(高等部2年生 女子)