「バドミントンも英語もレベルを上げよう!そう思えた試合」

「バドミントンも英語もレベルを上げよう!そう思えた試合」
 中学校時代の感覚が戻ってきたような大会だった。久しぶりで、ずいぶん鈍っていたけれど、いつもより何倍も楽しい時間だった。
 さて、今回の一番の思い出、シングルセミファイナル。これまでの相手はだいたい同じ手を使って勝ってきた。だが彼は違った。球は嫌なほどに自分に返ってくる。それだけでなく、取ることが困難な、また非常に疲れる場所にだ。案の上、私と彼の点差は広がっていく。不思議と焦りはなかった。たぶんなつかしい感覚と周りの空気に酔っていたのか楽しんでいたのだろう。試合をしていてとても気持ちが良かった。結果は負け。でも全然と言っていいほど悔しくなかった。試合後に彼と話したことも多少関係あるのだろうか。分からない。
 だいぶ話が変わるが、今回バドミントンを通して、たくさん人と会話をした。普段使わないといったら嘘になる程度の英語で。案外通じるものだな、思い切って言ったほうがいいな、と別の意味でも勉強になった。話していて分かったのは、みんなバドミントンが好きだということ。なにか一つ共通したものがあったから、あんなに話せたのかもしれないが、話せた自分に少し自信がついた。
 今回の大会は自分にとっていい経験になった。他の人の試合を見ていて、良いと思った点はたくさんあったし、英語の面に関してもだ。これほど積極的に活動したのも久しぶりだった。これから続けられたらいいな。バドミントンも英語もレベルが上がるな。
(高等部1年生 男子)