僕はこの四月で高校二年生になった。とは言っても、周囲の環境はあまり変わっていない。教室も、机の場所も、担任の先生も高一の時と同じため、そこまで実感はしていない。でも、これから過ごす一年間は明らかに去年度までとは違うということが先生達の口振りからよく伝わってきました。今までは僕達を様々な所で引っ張ってくれた「中心学年」の先輩達と同じ位置に、僕はとうとう立ってしまいました。
展示本部長、当直、球技大会の委員など今までは見ていただけの先輩達の役割を受け継いだのだと思うと、なんだか様々な重圧が自分にのしかかってきそうです。これからの一年を無事に過ごせるのかどうかも本当に不安になってきました。勉強のことまで考えると頭が爆発しそうなくらいです。
だけど、僕はこの中で楽しさを見出していけたらいいなと思います。一所懸命に目の前の物事に取り組んでいければ、きっとどの活動にも楽しさが生まれて笑顔でやり抜くことができると思います。その先にはきっと大きな達成感もあることでしょう。それを味わって「最高に楽しかった!!」と言えるような、そして胸をはって後輩に自分のつないできたバトンを渡せるような、そんな充実した高校二年生を送れるようにしていきたいと思います。