26期生 平山さん〈12月19日来校〉

26期生 平山さん〈12月19日来校〉

10年ぶりに訪問させて頂きました。当時こちらで約7年間学ばせて頂きました。 卒業式の日の夕方から次の日の昼までお世話になりました。 生徒の皆さんにはお会い出来ませんでしたが、校舎をゆっくりと見学させて頂き、大変懐かしく思いました。 生徒の皆さんには「今でしか出来ないこと」を全力でやって頂けたら…
「灯火をともすこと」〈林 和広 チャプレン〉

「灯火をともすこと」〈林 和広 チャプレン〉

灯火をともすこと林 和広              四月から本学院に来て七ヶ月が経ちます。本学院はキリスト教に基づく全人教育の実践を掲げており、そのためにチャプレンと呼ばれる学校付きの牧師が派遣されています。英国にも日本にもキリスト教系の学校が存在していますが、今日の社会においてはキリスト教だけでな…
「2学期のまとめ」

「2学期のまとめ」

 2学期は1学期と比べて体験や経験が多く積めた学期だったなと思いました。  1つ目は、フィールドワークです。今学期は、外国人に質問する形で授業を進めました。最初の方は緊張してしまい、先生に顔がかたいよ、とよく言われ、笑顔でいこうと思うと無視されたり、「急いでいるから」のような形でことわられてし…
学期末に表彰された読書感想文をご紹介します。〈その2:「雁を読んで」〉

学期末に表彰された読書感想文をご紹介します。〈その2:「雁を読んで」〉

森鷗外の作品を読むのはこれで三度目だった。有名かつ偉大な作家なだけに、彼の作品の中でも高く評価を受ける、「高瀬舟」は授業でも取り扱った。他には「青年」を読んだが、今作品はそれら二作とは大きく異なる印象を受けた。雁には高瀬舟にみられる思想的葛藤も、青年で登場するような哲学者や知識人もいない。しかし最後…
学期末に表彰された読書感想文をご紹介します。〈その1:「想像」〉

学期末に表彰された読書感想文をご紹介します。〈その1:「想像」〉

「想像」  小学生の時、学校の先生から「題名は、読む人が読みたくなるように付けましょう」と教わりました。それを聞いてから、自分で書く作文の題名にも気をつけています。本を読む時にも、とても題名が気になります。  本の題名「神様」から、人間と神様が、仲良くなる物語が書かれている本だと思いまし…
Oxford Outing

Oxford Outing

 未知の世界へと続く扉の前で、期待に目を輝かせる魔法使いの卵たち。この地球上で最も有名な丸眼鏡の少年も、その列の中にいた。  学都Oxfordで英国ならではのHigh teaを存分に楽しんだあと、わたしたちの班の好奇心をくすぐったのは、眺望の良い教会ではなく、アインシュタインの黒板でもなく、Chr…
言語の壁を超えた共同生活:卒業する前に一言、「ありがとう」と伝えたい。

言語の壁を超えた共同生活:卒業する前に一言、「ありがとう」と伝えたい。

 大家族生活――この立教で生活する時の重要なテーマである。生徒や先生が寝食を共にするという貴重な環境の中で、様々な人にお世話になった。その中でも忘れてはならない人たちがいる。英国人のスタッフたちだ。  彼らは僕たちと言語や習慣が違うにも関わらず僕たちに勉強や音楽を教え、教室やドミトリーを綺麗にし、…
The Grand Cafe

The Grand Cafe

 オックスフォードでのアウティングは本屋を覗いたり、科学史博物館に行ったりと、なかなか面白かったが、一番印象に残っているのは、栞にも載っていた、『The Grand Cafe』である。  Tent Marketでパイやサンドウィッチを食べたりして早めの昼食を済ませ、集合時間までまだ時間があるの…
時間

時間

 「僕らには時間がない。」OPENDAYの準備にかけた数ヶ月間のわたしを動かしていたのは、この一言だといっても過言ではない。時は金なり。光陰矢の如し。古今東西、流れていってしまう "時"の大切さを訴える言葉は数多く存在した。何事を為すにも時間の限りはつきぬもので、今までに何度も"時"との修羅場をくぐ…
去年の後悔:今年はダンス企画を選んで本当によかった。

去年の後悔:今年はダンス企画を選んで本当によかった。

今でもあの感動を忘れることができない。身体があの時の緊張、不安、興奮、楽しさ、歓声...すべてを記憶している。舞台袖での仲間との会話、そしてステージでのダンス。今年はダンス企画を選んで本当によかったと思った。 去年。高一だった私はオープンデイのフリープロジェクトを正直あまり深く考えていなかった…