高等部2年生アウティング作文「文系の私が行く王立研究所」

高等部2年生アウティング作文「文系の私が行く王立研究所」

え?王立研究所?文系の私が?絶対何も分からないに決まっているよ・・・。食事中突然先生から理系に混ざって行動するよと言われた私は一瞬硬直しました。夏休みのサマープログラムの予習をしっかりしてきてね、って、いやいや、無理ですよ。化学も物理も生物も選択していない生粋の文系の私が話について行ける訳無いじゃな…
高等部2年生アウティング作文「学びと考え」

高等部2年生アウティング作文「学びと考え」

今回のアウティングでロンドンにある帝国戦争博物館に行きました。目的は過去の失敗を学び、現代にその失敗を繰り返さないことです。その博物館の4階はナチスがユダヤ人を虐殺した「ホロコースト」についての展示でした。そこで新しく知ったのは、ナチスは知識の統制のために本を焼いたこと、「国のために働くナチス」を印…
高等部2年生アウティング作文「日常の何気ない疑問」

高等部2年生アウティング作文「日常の何気ない疑問」

今回は理系に関する多くの場所へ訪れました。その中でも一番関心を持ったのはチンダル教授が筒を使って子供や女性などの一般市民に「なぜ空が青く見えるのか」という疑問の答えを教えたことです。チンダル教授はイギリスの物理学者で、ファラデーの後を継いで王立研究所の教授になり、大気中の太陽光線の現象、熱輻射の研究…
高等部2年生アウティング作文「忘れられない」

高等部2年生アウティング作文「忘れられない」

人の嫉妬は怖いと改めて感じた。私は今回のアウティングで帝国戦争博物館へ行った。この博物館には第一次世界大戦、第二次世界大戦、冷戦、ホロコーストに関する展示があった。戦争の恐ろしさについては授業で習ったことがあった。だから全く知らなかった訳ではなかったけれど、リアルだった。兵器、軍服、当時の生活の全て…
戦争と科学について学んだ高等部2年生のアウティング 

戦争と科学について学んだ高等部2年生のアウティング 

高等部2年生のアウティングは、これまでとはひと味違いました。 まず、行き先は進路選択に合わせて二通り。文系コースの28名は帝国戦争博物館。理系コースの9名は王立研究所です。どうしても生徒に観て欲しかったもの、でも専門性があるので全員が興味をもってくれないかもしれないもの、それを見に行くことにし…
試合からのプレゼント

試合からのプレゼント

「ピッ」始まりの合図と共に宙に舞いあがったボール。みんなの視線が一気にそこに集中した。  昨年に引き続き、2回目のポートボール。けれど、昨年とは1つ違うことがある。新入生としてではなく、在校生としての球技大会なのだ。先輩から教えてもらうのではなくて、自分が教える。そう思うと、なんだかちょっとう…
小学部外出:ブライトンに行ってきました

小学部外出:ブライトンに行ってきました

今回の小学生アウティングは3本立て。かの有名なヘンリー8世のお妃、アン・ブーリンが住んでいた「ヒーバー城」、ブルーベルの森の中を走る蒸気機関車「ブルーベル鉄道」、そして海の町・ブライトンに昨年お目見えしたイギリス第2の高さを誇る「i360」タワーだった。 朝は生憎の雨模様、目的地に着くころには…
みんなで伝える日本 ―Japanese Eveningー

みんなで伝える日本 ―Japanese Eveningー

5月5日金曜日の夜、Japanese Eveningが行われました。これは地域の方々をご招待して、日本の文化を紹介する機会として行われ、今年で13年目を迎える行事です。 今年も90名近い方々が会場に足を運んでくださり、この日のために準備してきた児童生徒たちもとても嬉しそうです。 日本を紹介するプ…
春休み

春休み

 久しぶりの日本への帰国。羽田空港に降り立ち到着ゲートを出ると、すぐに家族が笑顔で出迎えてくれた。私はとてもホッとした。話したいことが沢山ありすぎて、何から話していいか分からなかった。それから私は何日もかけて2ヶ月間の濃い経験を家族に話した。日本を1人で出国して学校に着くまで、緊張で張り裂けそうな心…