
球技大会:いつかこんな先輩になりたい
「皆、空を見ろ!」 キャプテンの声がした。皆いっせいに空を見上げた。ひきづられていた綱引きの綱がグンッと自分達の方へ引き寄せられる。 「あ。転びそう。」 あまりの勢いの強さに体勢をくずし、後ろに倒れそうになった。「ピーッ」と笛の音がする。自分のチームから大きな歓声が聞こえてきた。あわてて崩れて…
バレー 一色だった球技大会
「バシッ」 先輩のサーブがきれいに決まった。「あと1点で25点」と勝利を祈った。ピンクがカットした次の瞬間に勝敗が決まった。ピンクのミスで、水色に1点が入ったのだ。水色が勝ったのだ。 球技大会の競技の希望用紙に、第一希望としてドッジボールに印をつけた。でも人数制限のためバレーになったのだ。…
小さな行事が思い出に昇華した「全校スポーツテスト」
5月1日、晴天。新学期が始まって3回目の日曜日、ほぼ毎週何らかのイベントが続く「濃〜い」立教生活、この日は昼食後から全校スポーツテストが行われた。 体育館、テニスコート、陸上競技場と回りながら、上体起こし、反復横跳び、長座体前屈、立ち幅跳び、握力測定、ハンドボール投げ、50メートル走... と…
毎年恒例のブルーベル散策に行きました。
立教に「春」が訪れる 「先生、今年のブルーベル見学はいつですか?」 「そろそろブルーベルは見られますか?」 「まだ早いんじゃないかな。」 「来週くらいだね。」 毎年4月も終盤にさしかかると、こうした児童生徒と教員のやりとりが聞こえてくる。立教ではお馴染みの光景である。本校では、広…