最後のホームステイ

最後のホームステイ

夏休みの最初の1週間、私は学校が提供してくれるホームステイを希望した。今回は私にとっての最後のホームステイとなるので、きちんと英国の文化に触れることをベースとし、楽しもうという思いが強くあった。メンバーが全員で3人という事であったので日本語が必然的に出てこないようにして過ごす事を意識した。 初…
気付けば夢中になって見ていた「Wimbledonテニス観戦」

気付けば夢中になって見ていた「Wimbledonテニス観戦」

昨日、ウィンブルドンへ行った。テニスやおしゃれにあまり興味のない私は、この行事に行くことに価値を見出せず、前日に服装を考えてうきうきする皆の中で正直憂鬱な気分だった。 朝、コーチに揺られて会場に着くと、長蛇の列が並んでいた。時間が経つにつれ日も高くなり、やっとの思いでチケットを買った時の私には…
イギリスの春を感じて

イギリスの春を感じて

イギリスの冬ってこんなに長いのかな。 新学期が始まって、イギリスの4月がこんなにも寒いとは思わなかった。沢山の友人から「イギリスの春や夏は暮らしやすいよ。」と聞いていたのにもかかわらず、3学期と同じ格好をしていた。なんだ、全然暖かくないじゃん。ヒートテックを持って来ればよかったとひどく後悔した…
雑説

雑説

このイギリスに来てからというもの、日本の今について知ることが少なくなった。かつては日本の首相だけでなく大臣の名前も全て覚えていたが、今となっては日本の有名人の名を聞く機会ですらゼロに等しい。それほど日本という国とイギリスが遠いということを実感した。 思えば、日本に住んでいるときにイギリスの情報…
やりたいことを全て叶えたスクールコンサート

やりたいことを全て叶えたスクールコンサート

立教に入学したとき毎学期スクールコンサートがあると知って、よっしゃ、と思ったことを今でもよく覚えている。音楽学校でもないのにコンサートをする学校なんて、日本ではなかなかないからだ。ピアノを13年間続けてきている私は、自分の音楽を聴いてもらう機会が毎学期あることが、本当に嬉しかった。 そしてそん…
聴くこと 信じること〈林 和広 チャプレン〉

聴くこと 信じること〈林 和広 チャプレン〉

 今年は終戦70年目という節目の年を迎えましたが、終戦から数年後、英国でひとつの名作が誕生しました。それはC.S.ルイス(1898-1963)による「ナルニア国物語」です。第二次世界対戦中、オックスフォード大学モードリン・カレッジの特別研究員として活動していたルイスの家には数名の疎開児童たちが住んで…
18期生 嶋本さん、石山さん〈7月11日来校〉

18期生 嶋本さん、石山さん〈7月11日来校〉

久々の立教、懐かしかったです! 変化した部分もありましたが、昔のままでした。 タイムスリップしたような感覚になってしまいました。 学生時代も今回の訪問の際も、先生方に親切にしていただき大変に感謝しております。 次にいつ来られるか分かりませんが、また来ます! 息子を入学させましょうか...?…
第1学期終業礼拝と新寮聖別式

第1学期終業礼拝と新寮聖別式

THE CLOSING SERVICE OF THE FIRST TERM RIKKYO SCHOOL IN ENGLAND AND THE BLESSING OF NEW DOMITORY 77日間におよぶ1学期が本日終了し、1学期の終業礼拝が厳粛に執り行われました。学期中の通常礼拝は日…
芸術同好会が「木炭デッサン」にチャレンジ

芸術同好会が「木炭デッサン」にチャレンジ

 放課後、芸術同好会のメンバーが美術室へ集まった。 「今週は皆でデッサンをしてみよう」 会長の動きを見ながら、見よう見まねで木炭デッサンをしてみる。もちろんほとんど初心者だ。  芸術同好会には、個性豊かなメンバーがそろっている。大きくは美術班と写真班に分かれるのだが、同じ美術でも、水彩画が…