ミレースクール短期交換留学:「やってよかった、やることが大事だった。」

ミレースクール短期交換留学:「やってよかった、やることが大事だった。」

私は今回ミレースクールとの交換留学に参加しました。1人でホームステイをし、現地校に通う。やる前は本当に不安でした。3学期、私たちの学校にバティーがやってきた時は、いつも立教の生徒が一緒で困ったときは友達や先生を頼ることができました。しかし、今回は1人で英語だけで過ごす時間が多そうで本当に心配でした。…
想像力が足りないよ …英国生活と立教生なりの文化論

想像力が足りないよ …英国生活と立教生なりの文化論

ピーチクパーチクと頼りない鳥の鳴き声を聞きながら、僕は少し早めの昼食を摂っていた。その日に食べたのは、確かうどんだった。近年日本で浸透しはじめた"年明けうどん"というものだ。これに関しては、日本独特のバレンタインデーと同じ類のものだと思っている。女性が想いを抱く男性や仲の良い友人などにチョコレートを…
ミレースクール短期交換留学:「何事も全力で楽しむ」

ミレースクール短期交換留学:「何事も全力で楽しむ」

 私は春休みの初めの一週目にミレーの交換留学に参加した。約1ヶ月ぶりにバディーのエロイスに会ったが相変わらずの美人さんだった。 エロイスの家についたその日は一緒にDVDを見終えたあと、シャワーを浴びたら疲れていたのかすぐに眠ってしまった。   つぎの日は、日曜日で休日だった。私達は海に散歩にい…
ミレースクール短期交換留学:「嬉しいことは倍返し 」

ミレースクール短期交換留学:「嬉しいことは倍返し 」

 「こんにちは」 あどけない発音の日本語で、私たちに話しかけてくれるミレーの生徒はたくさんいた。バディーではなくても、学年が離れていても、人種が異なっていても、笑顔で話しかけてくれた。ミレーを訪れ、私はたくさんの思い出を作った。  中でも私にとって一番印象に残っているのは、ボクシングの授業の時だ…
オランダの光の巨匠 ~マウリッツハイス美術館とフェルメール~

オランダの光の巨匠 ~マウリッツハイス美術館とフェルメール~

クリスマスが終わり、新年を迎える前のなんとなくソワソワした気分のある一日。オランダのデン・ハーグにあるマウリッツハイス美術館へ行きました。この美術館にはフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」という絵があり、たくさんの人がこの絵を見にここへやって来ます。 以前私がアムステルダム日本人学校の校外学習…
社会学習を通して

社会学習を通して

この春休み、私は父の勤めている会社でアルバイトをしました。朝早く起きて会社へ行き、いくつかの雑務をこなして夕方に帰る。そんな生活を二週間、過ごしました。 父が勤めているのは車の部品会社なので、いくつかの工場が隣接しています。アルバイト初日には工場見学もあり、様々な機械がせわしなく動いて部品を加…
寮生活の魔法

寮生活の魔法

私は高2の1学期のハーフターム後からこの立教英国学院に入って、初めて寮生活が始まった。私は中途半端な時期に入ったから、同じタイミングに入った生徒もいなくて、始めは不安だったり、ドミトリーでなぜ知らない子と同じ部屋で寝ているのだろうと思ったこともあった。 しかし食事の席やフライデースポーツなど、今ま…
「挫折の向こうにある喜び」〈林 和広 チャプレン〉

「挫折の向こうにある喜び」〈林 和広 チャプレン〉

 少し肌寒いながらも晴天に恵まれた三月七日、本年度の卒業式が行なわれまました。43名の高校三年生が本学院を旅立ちました。今回で二度目の卒業式礼拝の司式をさせて頂きましたが、その中で印象に残ったのは本学院理事である今井理事(伊藤忠欧州会社社長)の祝辞でした。学生時代にフランス留学をし、長年、仕事を通し…