日本から遠く離れた英国の地でしっかり勉学を修めたい。そしてはるか英国の地から故国日本を見てみたい。そんな思いの生徒達が毎年入学して参ります。
ここは「異国の地」ですから文化も生活習慣も言語も通貨も全て日本とは異なります、異なっているように見えます。
しかし国が違っても人間の営みには変わりがありません。そのこと10代の頃気がつくのかどうか、このロンドン郊外ギルフォードの地にある豊かな自然に囲まれたキャンパスの中で共に学び一緒に生活していく中でそれを探していきましょう。
作家の司馬遼太郎氏が「21世紀に生きる君たちへ」と題した記述の中でこんなことを言っています。
「さて君たち自身のことである。君たちはいつの時代でもそうであったように、自己を確立せねばならない。自分にきびしく、相手にやさしく、という自己を。そしてすなおでかしこい自己を。~それらを学び訓練することで自己が確立されるのである」と。
立教英国学院もそんな思いで生徒たちを迎えて来ました。芽生え始めた若葉のような皆さんにキャンパスで会えることを楽しみにしております。