2011年度小学部6年国語の授業:谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を学んで

2011年度小学部6年国語の授業:谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を学んで
谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を鑑賞した後、自分たちが「生きている」と実感することを考えてみて、各連の書き出しは変えぬまま、オリジナルの詩を作ってみました。
   生きる
 生きているということ
 いま生きているということ
 それは 心が動くということ
 体が動くということ
 歌を歌うということ
 テレビを見るということ
 あなたとケンカをするということ
 生きているということ
 いま生きているということ
 それは ふでばこをかえるということ
 洋服を選ぶということ
 オシャレをしてみるということ
 いたずらをするということ
 生きているということ
 いま生きているということ
 それは 笑うこと
 怒ること
 泣くこと
 さみしくなるということ
 好きになるということ
 生きているということ
 いま生きているということ
 いま笑い声が聞こえているということ
 いま夕日が沈んでいるということ
 いまどこかで演奏をしているということ
 いまどこかで子どもが転ぶということ
 生きているということ
 いま生きているということ
 雲が動いていること
 木が左右に揺れていること
 鳥が飛んでいること
 鐘が鳴ったこと
 秒針が動いていること
 そして いのちということ
(2011年度小学部6年生 女子)