4月13日、34名の新入生を迎え、入学始業礼拝が行われました。雨や曇りの多かったイギリスの天気でしたが、当日は新入生や帰寮する生徒を歓迎するようにきれいな青空となりました。
入学始業礼拝の前の昼食では、久しぶりに帰寮した生徒、新入生、保護者の方、先生が一緒に食事をしました。「自分が新入生だったときのこと覚えてる?」と聞くと、「はい、覚えてますよ」「すごく緊張していました」とはっきり答えが返ってきました。新入生の不安や緊張は誰もが経験するものなのです。
入学始業礼拝の中では、校長先生から新入生へ立教英国学院の校章のワッペンが手渡されました。一人ひとり名前を呼ばれると、緊張した表情で元気に返事をしました。このワッペンは今年度から新しくなったものです。デザインは今までのものと同じですが、大量に注文していた旧ワッペンは昨年度の新入生の分でなくなったため、素材が改善されたものとなりました。
校長先生のお話の中には毎年のことながら「赤ネクタイ」のお話がありました。「赤ネクタイは高校3年生の責任の重さの証です…」と。高校3年生は、この日、新入生の案内係をしてくれました。「赤ネクタイ」をする高校3年生が新入生を案内する様子はとても逞しく、赤ネクタイの重みをしっかり意識している様子が伝わってきました。
立教英国学院は全寮制であり、衣食住、24時間を仲間と共に過ごします。これから仲間の良い面も悪い面もいろいろな面を見ることになるでしょう。多くのことを学び成長する一年になることを期待しています。