春の心地よい、温かな日差しが降り注ぐ4月9日、立教英国学院では入学始業礼拝が行われました。
今年度は、小学生から高校生まで、合わせて65名の新入生を迎え入れ、立教生は総勢174名の大家族となりました。午前中にはその新入生が入寮。新たな場所に飛び込む緊張と未来に対する期待、そして少々の不安。様々な感情が入り交じった顔を見るのはこの日ならではのことです。
そんな新入生を、赤ネクタイをした新高3生が優しく迎え入れてくれます。立教英国学院において、高校3年生は特別な存在です。最も長くこの学校で学び、精神的にも成熟している彼らは、学校生活のあらゆる場面で模範となる、学校の顔とも言うべき存在です。この日の高3生は案内係として、担任への連絡や、校内案内をしてくれました。彼らが新入生だったときは、当時の高3生が優しく、温かく迎えてくれていました。きっとその時の事を思い出しながら、新入生の緊張を少しでもほぐしてあげようと考えていたに違いありません。
午後3時に式が行われました。校長の挨拶は自身の昔の寮生活の話。この学校で過ごす一日一日を大切にして欲しいというメッセージでした。
その後、新入生歓迎として立教バッジが校長より手渡されました。
174名の大家族。24時間毎日をともにする密度の高い一年が遂にスタートします。とてもすばらしい一年になることを祈っています。