10月22日(日)、年に一度の行事、オープンデイが行われました。
オープンデイとは、文字通り、学校を開く1日という意味です。10時から16時まで、学校が開放され、地元の皆さんを含む多くのお客様が訪れます。立教英国学院や日本のことを知ってもらう重要な機会であるとともに、立教生が保護者の皆様や友達とともに楽しい時間を過ごす、文化祭としての一面も持っています。
今年度のオープンデイでは、「Stimulate Your Imagination」のスローガンのもと、以下のラインナップの催しがありました。
各クラスによるテーマ展示企画
楽器や歌の演奏会
茶道・剣道の日本文化紹介
ダンスを中心とするパフォーマンスと演劇の公演
ルービックキューブ、路上ライブ、EDM、マインクラフトの実演・展示
チャリティー企画、フラワーアレンジメント企画による小物販売のチャリティー
保護者の皆様との協力による模擬店、バザー
メインの催しとなる各クラスの展示企画は、この日のためにじっくりと時間をかけて準備してきたものです。テーマ設定の議論から始まり、模造紙に説明文を英語と日本語で書き、模型や背景を作成し、それらを組み合わせて自分たちの教室をアレンジしていきます。
児童生徒同士は、各クラスが何をするのか、互いに秘密にしています。当日をより楽しむための彼らなりの約束事のようです。
今年のクラス企画は下記のテーマで展示されました
小学生「ハリーポッターと忍者」
中学1年生「電車」
中学2年生「未来技術」
中学3年生「マリオ」
高校1年生「日本の昔話」「ジブリ」
高校2年生「刑務所」「日本の高校生」
どのクラスも特徴ある展示をしてくれました。各教室に入るごとに違った世界を味わえる、オープンデイの醍醐味です。地元のイギリスの方々に、とても面白かったよ、と褒められているシーンも見られました。
フリープロジェクトは、昨年より大幅にラインナップを増やしています。
パフォーマンス企画、演劇企画の見事な演技や、EDM企画、ルービックキューブ企画などお客様を巻き込んだ実演など、楽しみが盛りだくさんでした。
子供たちにとっての楽しみは模擬店です。和菓子や菓子パン、焼き鳥など、普段は食べられないものをこれでもかと買い込み、おいしそうに食べていました。その模擬店を仕切るのは高校3年生。受験勉強まっただ中ですが、この日だけは彼らも特別です。法被を着て煙をかぶりながら一生懸命焼き鳥を焼いている姿が印象的でした。
午後はクラシックコンサートがありました。お客様には落ち着いた雰囲気と良質な音楽を楽しんでもらい、16時にオープンデイは終了しました。
お客様と児童生徒たち、保護者の皆様、誰もが笑顔の1日となりました。
児童生徒たちにとっての楽しみはこの後も続きます。それは2日間にわたる後夜祭と閉会式です。日中はお客様対応で精一杯だった児童生徒が、クラス企画やフリープロジェクトをゆっくりと観ることのできる時間です。
終わってみればあっという間、でも、だからこその良さにあふれたのオープンデイでした。