2018年夏の短期留学プログラムが、7月8日(月)からスタートしました。短期留学先は、次の3つ。いずれも立教英国学院のある地区の、まさに地元の学校です。
Royal Grammar School (in Guildford)
Forest School (in Horsham)
The College of Richard Collyer (Collyer’s) (in Horsham)
短期留学プログラムの様子を、留学生のコメントを中心にシリーズでお届けします。
◆ Royal Grammar Schoolより第二報! ◆
今回、僕は短期留学としてロイヤルグラマースクールに一週間行くことになりました。
今日は初日だから校内説明だけかと思っていましたが、朝礼から8限が終わる4時ごろまでみっちり授業三昧で、密度の濃さにかなり戸惑いました。パートナーの名前はアリシュというインド系の男の子でした。授業は一コマ40分で、授業は英語、体育、化学が2コマ連続、物理、フランス語が2コマ、そして最後は自習でした。体育は立教のほうがレベルが高いと思いましたが、化学や物理などは高3ぐらいの内容をやっていたため、ノートをとるので必死でした。学校が街の中にあるため、敷地の面積自体は広くないですが、施設が乱立し、3回ほど迷子になりかけました。明日からも今日と同じように続きますが、一生懸命周りの生徒とコミュニケーションを取ってこれがいい経験につながればいいなと思っています。
(中学部3年生 男子)
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僕は今回の交換留学に対してとても期待を抱いていた。前回通ったFS(Forest School)とはどのように違うのか、また、新しい発見はあるのかなど様々な気持ちがあったからだ。
ただその一方で、イギリスの学校は授業のスピードがかなり速いという不安も少々あった。FSに通っていたときは、同じ学年でも授業がかなり進んでいた。正直に言うとかなり驚いた。まさか、そこまでイギリスの教育と差が開いているとは思わなかったからだ。
RGS(Royal Grammar School)初日。RGSは40分授業が8回という方式だった。
僕は1、2限にフランス語の授業を受けた。日本人でありながら英語でフランス語を学ぶといったかなりハードな授業を受けた。生徒たちはすでに3年間学んでいたらしく、かなり流暢に話していた。僕はというと、ボンジュールぐらいしか話せず、パートナーのアンドリューに頼りっぱなしであった。
3限はバイオロジーを受けた。立教でもIGCSEに向けて学んでいたので、授業では活躍することができた。日本の授業形態とは違い、身近なものを通して物事を学ぶという形式なので、とても楽しかった。例えば、あたりに生えてる木は、暑い日中には細くなるということ。その理由は蒸散により水分が減るからだ、などを学んだ。
4限は化学の授業を受けた。化学では、グルコースからどうしたらエタノールが得られるかといったものを課題として行った。イーストのエンザイムを使って行うということを、立教のバイオロジーで学んだことがあったので、とてもためになった。
昼食はみんなが一つの食堂に集まり食べる形態で、大体立教と同じであった。ボロネーゼパスタとガーリックブレッドとデザートを食べた。そのあとに、日本語のミニゲームみたいなものを行った。かるたをしたり、伝言ゲームをパートナーたちとした。
6、7限は英語を英語で行った。物語を読んで全体をつかんだり、文章構成を見たりした。ただ文章を読むだけではなく、その映画も見た。そして映画と物語の違いを解析した。
そして最後の授業は、週に1回行われる軍隊の訓練だった。僕は実際に参加していないが、地図の読み方や戦い方などを実践したり、聞いたりして学ぶそうだ。
1日中英語を使っていると体も脳も結構疲れたが、内容についていけたのでうれしかった。明日からもがんばろうと思う。
(高等部1年生 男子)