2月13日(土)にはダンス同好会の発表が、また14日(日)にはミュージカル同好会の発表が行われました。
ダンス同好会の発表は全部で7曲。
オープニング曲は、女子2名によるもので、その次の曲は男子2名によるものでしたが、どちらもキレのあるダンスでそのクオリティーは高く、観客を引き付けていました。
しかしその後はうって変わって、ファンシーな曲調となり、キティちゃんの衣装を着た男の子の登場。
この男子はやせて背も高いため、キティちゃんとは似ても似つかず、シュールなダンスで観客を沸かせた後に、「猫仲間」と称して猫の着ぐるみを着た他の男子を呼んで、一緒に「ようかい体操」を踊っていましたが、その中の一人の愛くるしい小学生のダンスに、場は一気に盛り上がりを見せました。
その後、再び女子2人がかっこよくダンスを決め、猫のコスチュームのまま、男子2人による「バレンタインデーキッス」、そしてエンディングに突入しました。
人数は6名ほどで、時間は20分程度でしたが、濃厚な時間であり、観客も楽しんでいました。
ミュージカル同好会は2時間を超える超大作「レ・ミゼラブル」に挑戦しました。
実は、この公演をするためにミュージカル同好会が結成されたと言っても過言ではありません。
2学期後半から、練習を重ねていましたが、勉強や他の部活動との兼ね合い、そして様々な行事によりとにかく忙しい中での練習であったため、順調には行かず、何度も部員同士がぶつかったり、顧問の先生とも話し合ったりを繰り返していました。
リハーサルでも、セリフや英語の歌詞が飛んだりと、うまくいかなかったこともありましたが、「楽しみにしてきたお客さんを魅せたい」一心で短時間でセリフや歌詞を覚え、役になり切れるよう一人ひとりが努力したためでしょう。本番は大成功。
全ての場面で、とはいえないまでも、一場面一場面では本場のミュージカルを思わせるシーンと重ね合わせることができるような感動があり、拍手が鳴っていました。
この公演で高等部2年生は引退をします。
一年間、同好会を引っ張っていった力強い高2が引退するのは、やはり一抹の寂しさが残るものの、今後はこれらの経験を生かして、縁の下の力持ちとして立教を支える高等部3年生となってくれることを期待しています。